サッカーの羅針盤

公開記事【浦和を語ろう】仲間たちの分まで。”なでしこジャパンの”浦和カルテットが世界の舞台に挑む

©️URAWA REDS

2022ー23シーズンのWEリーグを制した三菱重工浦和レッズレディースから4人の選手が、来月オーストラリアとニュージーランドで開幕する女子W杯の”なでしこジャパン”メンバー入り。

クラブ主催の記者会見で、それぞれが熱い思いを語りました。ここでは選出の喜び、そして長期の怪我から復帰したものの、今回のメンバーから外れた”さっこさん”こと池田咲紀子選手や同じく女子W杯の舞台を目指しながら、メンバー入りがかなわなかった同志に対する思いをまとめました。

 

猶本光

これまでW杯を観る時は1サポーターというか。日本を応援する気持ちでいてはいました・・・ふふ。笑。やっぱりたくさんの自分の周りの人の支えとか応援もそうですし、ずっと応援してくれてるサポーターもいて。やっぱりそういう世界の舞台で良いプレーを見せることが恩返しだと思ってやってきたんですけど、今までそうならなくて。申しわけない気持ちでいたので。今回やっとチャンスを与えて頂いたので、感謝の気持ちをプレーに乗せたい。

さっこさんはもちろん、ユイカさんも狙っていたと思うんですけど、リーグの最後の最後でゴールを取って切れましたし、そういう選手たちの思いもしっかり背負って戦っていきたいと思います。

 

清家貴子

私はこの1年、W杯のメンバーに選ばれるのかどうか本当に勝負だと思っていて。点を取るため、得点に絡むためのプレーを必死にやってきて、それこそ光さん、梢さんに教わりながらやってきたので。個人的にはすごく成長したと思うし、自分の中で感覚がすごく良いと思うので。W杯でも得点だったり、得点に絡むプレー、チームを勢い付けるプレーをしたい。

発表の時にたまたまこの部屋にいて、何人かの選手でメンバー発表を見てたんですけど、自分の名前が呼ばれた時にみんなすごいめでとうって言ってくれて。本当にチームメートからの言葉が心から嬉しいですけど、みんなそこを目標としているので。自分はその悔しさも分かる。それでも頑張ってって言われたので。そういう選手たちの言葉を軽く取らずに受け取って、頑張ってみんなに良い報告ができたらと思います。

 

高橋はな

非常に難しい戦いになるというのは私も感じてるところではあます。私自身、スペインのサッカーをリーグもそうですし、代表も観たりするんですけど、スタイルは日本とよく似ていると言われてはいますし、バルセロナがチャンピオンズリーグ優勝したりとか、サッカー熱が盛り上がっているので。対戦できるのも楽しみですし、どれだけうまいのか、フィジカルであったりチームとしてどんなかを楽しみにしてます。ただ、突破するには1試合1試合が大事になりますし、サッカーもそうですけど、チームとしてどうまとまるかがキーになるので。そういうところは大切にしていきたい。

さっこさんとは同じ怪我を経験して、リハビリ期間も同じ時期があったので。その時に非常に支えていただきましたし、さっこさんが頑張る姿をチームメートみんな見ていたところではあって。ホーム最終節でベンチ入りした時も嬉しかったですし、この間のスタメン復帰を果たした時も嬉しく思いました。さっこさんが頑張ってきた姿を私自身は近くで見させてもらった分、その時に力をいただいているので、心は1つというところで。その思いを背負って、とにかく全力で挑みたいと思います。

 

石川璃音

フィジカルだってり海外の選手に負けないためのトレーニングをしてきてるので、それが出せたらいいと思ってます。どの組み合わせになったとしてもW杯なので、大変な試合が多くなるのは前提で。コスタリカはU−20の印象で、最後まで頑張る。ザンビアは分からないですけど、スペインは素晴らしいフィジカル、テクニックがあるチームだなと思います。団体競技縄ではのチームワークが大事だと思うので、一人一人、ベンチの人もチームのために動くことが大事だと思います。

自分は良いタイミングだったので選ばれたんですけど、やっぱり今まで選ばれて、プレーしてきてくれた先輩たちのおかげで今の”なでしこジャパン”があると思うので。感謝しつつ、自分ができることをやりたいと思います。

 

浦和と日の丸を背負う責任!

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