【ジュビ論】ヴェルディ戦は無念のドローも、ジュビロの新たな可能性を感じさせた”後藤ポスト”からの攻撃シーン

ジュビロ磐田は上位の東京ヴェルディと敵地ながら０ー０の引き分け、勝ち点差を詰めることができませんでした。後半の内容を見れば、引き分けも御の字ではあったのですが、ホームの徳島戦に破れていただけに、挽回したかった試合です。

ただ、そうした中でも収穫はありました。後半の立ち上がりに負傷退場してしまった後藤啓介ですが、前半はこれまでの課題をしっかりと生かして、前線からチャンスの起点となっていました。

その象徴的なシーンが前半４３分にドゥドゥがミドルシュートを放つまでの流れです。結果的に東京ヴェルディの守備が冷静でしたし、最後の精度が少しズレて、ドゥドゥのシュートも遠目からだったので、そこまで決定的なシーンとして印象に残っていないかもしれません。

しかし、この形というのは間違いなく今後ゴールを増やすためのヒントになると思うので、できるだけ細かく解説します。

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