サッカーの羅針盤

ほぼ公開【J激論!】札幌vs鹿島。勝った方がJ1を席巻する(1)鹿島は崖っぷちを乗り越えた

9位の鹿島と10位の札幌、同じ勝ち点13で、首位の神戸とは勝ち点9差となっています。長いトンネルを抜けて連勝中の鹿島ですが、ここで札幌を叩けるかどうかで、今後の戦いにも大きく影響してくるはず。札幌も波に乗りかけている鹿島に勝利して、GWにその波を奪ってしまいたいところでしょう。

J1からJ3まで26試合が行われる中でも注目のカードを元川悦子記者と激論しました。

 

(1)鹿島は崖っぷちを乗り越えた

 

河治

鹿島がいい空気になってきて。ただ札幌なんだよ。

元川

オールコートプレスを札幌がしてくるから、それに対して札幌がどうできるかっていうのがポイントだって岩政監督も言ってたじゃん。

河治

言ってたね。ただ、マンツーマンのオールコートプレスと言いながら、札幌の守備って成熟してきてて。ミシャがミーティングで何言ってるかは知らないけど、選手間で誰か一人が最後に余るようにとか。なんだかんだ工夫はしてるのよ。

元川

そうかもね。

河治

それがミシャの指示なのか、岡村大八やトウヤ、タナシュンのコミュニケーションかは度合いが分からないけど、オールコートマンツーマンと言っても、最終的にはチャレンジ&カバーができるようにとかやってはいるから。鹿島にとってもそんな簡単じゃないと思うんだよね。

元川

ああそう。

河治

札幌の話をする前に、鹿島が今状態が良くなってることだね。

元川

そっちは私も現場で試合を観たから。土居も岩政監督の顔が変わって、新潟戦の後はすごかったって。分かりやすいですねって。オンライン会見でも顔が変わっていて、顔もだいぶ緊張感が解き放たれたような。

河治

明らかだもんね。笑

元川

僕はいつも笑ってオンラインやってますよって言い返されたけど。笑

河治

嘘だよね。笑顔と言っても無理やり作ってる時と今じゃ全然違うからね。本当に分かりやすい人だよ。

元川

そうだけど、コメントしていた通り、監督は緊張感が抜けない、監督っていうのはこんなに息を抜く暇がない職業だと痛感したと。そこが選手の時や解説者をやってた頃と違うというのは岩政が言ってたから。それだけ選手たちにもピリピリ感は伝わるだろうし、崖っぷち感はヒシヒシ感じてたと思うんだよね。

河治

そうだね。

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