【維新の風】名塚監督と考える橋本健人の生かし方
レノファ山口の躍進のキーマンである橋本健人。左サイドバックを根城にしながら、ここに来てビルドアップに加えて、右側の組み立てから高い位置で効果的にチャンスに絡むシーンも増えてきています。守備面も１対１は粘り強くなってきていますが、まだまだ課題が見受けられるのも確か。名塚監督はどう見ているのでしょうか。
ーー橋本健人選手というと攻撃の部分がフォーカスされますけど、サイドバックなので。守備で１対１の対面は良くなっている中で、甲府戦では対角線のクロスでうまく合わせられずにシュートされたりだとか、失点もプレスに行った裏返しで自分の担当エリアを外した結果、渡部博文選手がカバーに行く状況になったので。ああいうオフの守備が改善されていくと、レノファがもっとしっかりしてくる？
おっしゃる通りです（笑）。オフのところのポジショニングというのが、本当にまだまだ甘い部分があるので。それは健人に限らず後の４枚はまだまだスライドが遅いですし、やっぱり中がサイドバックを押し出すぐらいのスライドの早さをもっともっと求めないといけない。
そういうサッカーをしているので、コンパクトにした中で、ボールサイドにコンパクトにスライドする。その中で逆サイドの立ち位置なんかも含めて、もっとアラートにして、早くポジションをとって前向きなディフェンスをしていかないことには隙を突かれてしまう。
（残り 1083文字／全文: 1660文字）
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
最新プレミアムコンテンツ
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ