サッカーの羅針盤

【サックスブルーの歓喜】伊藤彰監督に聞く、ジュビロ躍進へのコンセプト【前編】シャドーはすごく競争が激しい

ジュビロ磐田は2月5日まで鹿児島でキャンプを行い、現在は磐田に戻って開幕に向けた最終調整を進めています。

伊藤彰監督は「基本的には守備のコンセプト、アタックのコンビネーションの積み上げ、みんなと共通認識をするところ。チームとして1つ1つ上げていくことが鹿児島キャンプのテーマで、そういうところが少しずつ良くなってきている」と語っていました。

「試合の中でコンセプトのトライ&エラーが出るので、修正するのに早い。そういう意味ではキャンプで4試合できるということで、1つ1つ積み上げたい。難しいものは潰していくという流れです」

そうした中で自分たちが攻撃して入り時のリスクマネージメントや立ち位置、さらにはカウンター対応というところが開幕までの課題であるようです。さらに得点という部分に関しては複数得点をとること、ゴール前の強さを出していくことの重要性を強調していました。

ポジション争いに関しては「本当に競争が激しくなってくる。特に今いるトップ下の選手たちは競争が激しい。その中で誰が活躍するのか見るのが楽しみです」と語ります。

目標としては確実に残留を果たしながら1歩1歩積み上げることでACL争いができるところまではチームを上げていきたいと語ります。

キャンプでやっていた4ー4ー2の練習というのは5日に対戦した山形も含めて、そういう形の相手をどう外すかというビルドアップの意味合いが大きいようです。さらに「3ー5ー2のチームもありますし、いろんなシチュエーションの中で戦っていくことが必要」と説明しましたが、自分たちが2トップで戦う想定も含まれているようです。

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