サッカーの羅針盤

公開記事【サックスブルーの歓喜】鈴木政一監督コメント:指導者冥利に尽きるシーズン

J2優勝&J1昇格を果たしたジュビロ磐田。最終節には検査入院で入用していた”マサくん”こと鈴木政一監督がベンチに復帰し、まだ回復途上ながら元気な姿を見せています。

今シーズン限りで監督業は退任となることが確定的ですが、体調を整えながらも様々な形での活躍を願っています。

 

鈴木政一監督 最終節コメント

優勝のシャーレを掲げて、本当に昔の2001、2002も楽しい思いをさせていただいたけれど、今回も。選手はやろうとすることを変えずに、粘り強く改善して行くことがこの結果につながった。選手たちも信じてやってきてくれた。

我々スタッフが準備できるのはゲーム前にいい準備をしてピッチに立たせること。戦うのは選手で、選手に1番の力になるのはサポーター。本当に支えてくれてありがたいです。サポーターの重要性を改めて感じました。いい結果を出して応えられたと思う。

基本的には検査入院で、いろんな検査をしていただいた中で原因がはっきりして、その治療を行なっていただいた中で今がある。今は薬治療を続けていて、ほぼ大丈夫だろうと。自分自身も少しずつリハビリをしながら回復できれば。

成長面は、やっぱりチーム戦術の攻撃守備を理解した中で、特長を出せるようになった。ただ、まだまだ個人戦術、グループ戦術、判断を高めないといけない選手がいる。そういうのを高めつつJ1を経験してくれれば。

この1年は本当にある面では楽しいというか、本当に指導者冥利に尽きる。コーチングスタッフもそうですし、チーム戦術を選手と共有した中でサッカーをやれて、こういう結果を選手が出してくれた。本当にありがたい。

ただJ1を戦うには、やっぱりまだまだ個々の選手の判断の精度、グループ戦術、個人戦術を上げていく必要がある。個々の能力を高めた中で、チームを考えて行くことがチーム強化につながる。

まずは休んでもらって日々、個人を磨くこと。そしてチームとしてより質の高いプレーができるようにしていって欲しい。

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