【ジュビロ磐田】白熱の首位決戦で山田大記が二桁となる決勝ゴール：「優勝のためにここから勝ち続けたい」

ジュビロ磐田はホームのヤマハスタジアムで２位の京都サンガに１−０の勝利。他会場で３位のV・ファーレン長崎が東京ヴェルディに勝利したため昇格は確定しませんでしたが、Ｊ２優勝を目指すジュビロにとって大きな勝利と言えます。

勝利をもたらしたのは後半３２分の山田大記によるゴール。今シーズン目標の２桁となるゴールの起点になったのも山田でした。

右サイドで小川大貴のパスをワンタッチでリターンして縦の突破を飛び込み、小川がクロス。京都に跳ね返されたセカンドボールを拾い直して左に展開。その間に山田はゴール前に進出して、遠藤保仁の展開から左を抉った鈴木雄斗が折り返すと、金子翔太がニアで潰れたところにうまく山田が合わせて押し込みました。

「すごくラッキーな形」と山田は振り返りますが、流れの中でしっかりと狙いを持って走った結果でしょう。対戦相手の武田将平も「ビッグマッチで点をとった山田さんは最後まで足と止めなかった。だからボールが転がってきた。僕は足が止まっていた。こういう試合で活躍する選手との差を感じました」と認めます。

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