サッカーの羅針盤

【J2箱推し宣言!】ヴェルディ山口竜弥が肌で感じた”上位”ジュビロ磐田の強さ

ーー今ヴェルディの勝利のために集中していると思いますけど、古巣のガンバ大阪が新型コロナウイルスの影響で活動休止になったりもして、今チームも良くない状況の中で、多くのガンバサポも山口選手のプレーを注目して観てくれてたと思うんですよ。今回はジュビロ相手に見せきれなかった部分もあると思いますけど、ここからどう言うものを見せたいですか?

山口竜弥

やっぱり自分はガンバで3年間お世話になって、ガンバに対する感謝は本当にものすごく大きいですし、なおかつサポーターの方々はすごく暖かい人たちが多かったので。自分はなかなかサポーターの方々に恩返しすることができなかったので、これからどんな形であれ恩返しして行きたい。

今後ガンバに戻るにしろ戻らないにしろ、ガンバに対して自分が何か貢献できることがあれば是非、自分で良ければしたいなと思っています。

 

 

東京ヴェルディはギラヴァンツ北九州に勝利したあと、連勝を狙ってホームでジュビロ磐田に挑みましたが、前半39分に鈴木雄斗、後半アディショナルタイムには山本康裕に追加点を決められて0−2で敗れました。

これでヴェルディは勝ち点18で15位のまま、一方のジュビロは勝ち点29に伸ばし、京都に敗れた新潟、山形に敗れた琉球まで勝ち点4に縮めました。

スタッツを見るとボール保持率は60対40でヴェルディが大きく上回りましたが、シュート数はヴェルディが4本、ジュビロは15本を記録しました。

そのデータがそのまま表れた内容で、ジュビロはハイプレスを封印してヴェルディにうまくボールを持たせながらボールの奪いどころを見極めて、ルキアンを起点に効率よくフィニッシュに持ち込むなどプランが明確で、ボールを持たれていても落ち着きを感じるゲームでした。

2試合ぶりのスタメンで”ターニングポイント”と位置付けて左サイドバックから攻守に奮闘を見せた山口竜弥はジュビロの強さをどう感じたのでしょうか。

今回の試合は多くのサポーターに足を運んで頂いにもかかわらず、こう言う結果になって申し訳ない気持ちで、プロサッカー選手として今シーズンもまだまだ続くし、キャリアも続いていくので、成長するためのきっかけとして練習に励んでいきたい。

突破からのクロス、対人に強みはある。そこで圧倒して試合を決めるような決定的なクロス、相手のクロスを上げさせないと言う試合を決める決定的な仕事をしたかった。

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