【フクロウの時報】チャナ負傷が響いた広島戦を終え、ついにホームへ帰還。ミシャ 、深井一希、高嶺朋樹コメント要旨
北海道コンサドーレ札幌は沖縄合宿、開幕戦後の熊本合宿と続いた恒例のキャンプ期間を終えて、ついに札幌へと帰りました。
その最後となったアウェーの広島戦ですが、スタメンリストにも載っていたチャナティップが試合前のウォーミングアップでアクセント、出場不能となり急きょ、高嶺朋樹が変則型のシャドー兼ボランチで出ることになりました。
試合開始で落ち着かない時間帯を広島に突かれて2失点。そこから徐々に巻き返してチャンスを作りますが、広島の粘り強いバックラインの壁や若き守護神の大迫敬介が立ちはだかり、21本のシュートでゴールは金子拓郎とのワンツーからルーカスが得たPKをアンデルソン・ロペスが決めたゴールのみ。流れから同点、逆転のゴールを奪うことはできませんでした。
さらにショッキングだったのはガンバ大阪を迎えて行われるはずだった週末のホームゲームが新型コロナウイルスの影響で中止となったこと。ただ、強いてポジティブに考えればチャナティップを含めて8人のけが人を抱える状況から選手たちの回復、戦術やコンビネーションの改善に使える時間を得たということで、17日の浦和レッズ戦に向けて整えて行くことが大事になります。
<試合後コメント要旨>
ミシャ
チームは7人の怪我がいる中で試合をしなければいけなかった。そこにウォーミングアップでチャナティップが怪我をして出場できないというさらに厳しい状況の中での試合だった。立ち上がりも相手のCKから失点し、さらに失点というのはショッキングでした。そういう中で選手たちは2−0でリードされた後、難しい展開の中でも落ち着きを取り戻し、ビルドアップしながら攻撃を仕掛けた。
リードされてからは札幌がボールを支配して、チャンスの数も相手を上回った。ただ、やはりチャンスが作れている中で決め切れていないのが勝ちを取れなかった理由。選手たちは前節の名古屋戦もいい戦いをしてくれて、ポイントに値する試合を見せてくれた。広島戦も同じ。選手は非常に若く成長過程にあることがなかなか勝ち点に反映されないということにあると思う。ただ、やっているサッカーに間違いはないですし、選手たちも非常にいい戦いをしている。
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