【維新の風】熱論!レノファ渡邉晋監督が振り返る松本山雅戦とチーム作りの”守破離”
レノファ山口は開幕戦で松本山雅とスコアレスドローに終わりました。
「昇格候補を相手に堂々と渡り合えたのは素晴らしい。しかし、あの日やらなければいけなかったのは維新で勝つこと。その意味では何ら満足はできないと選手に伝えました」
その一方で「意図的にやれていたこともある」と語る渡邉晋監督。チームの始動から鹿児島合宿をへて準備をして行く過程で、レノファのこれまでのベースをリスペクトするだけでなく、さらに言えばベガルタ仙台でもやっていなかった戦術も組み込む作業を進めてきた指揮官ですが、さらに質を高めて行く必要性を感じているようです。
「開幕戦だけにフォーカスしてもしょうがない。ミーティングとトレーニングで落とし込んでいる」
ある程度の手応えがあった開幕戦でもっとも残念なのが島屋八徳の負傷でしょう。左足関節外側側副靱帯損傷という診断結果で4週間の加療が必要にあるとされますが、ゲーム感覚を含めた完全復帰にはさらにかかるかもしれません。しかし、言い換えるとそうした事態をチャンスにして行く選手が必ずいます。
「次出番が俺のところにくると思って準備してくれる選手もいる。チームとして総合力を示したいと思います」
琉球戦に向けては「最初のアウェーで気温も高くなる予想もある。ただ、あまりナーバスになることはしたくないので構えずに。開幕戦で自分たちがやろうとしたことをどれだけチャレンジできるか」と語ります。
渡邉晋監督に松本山雅戦で気になった2つのポイントとチーム作りの”守破離”について聞きました。
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