【維新の風】決起!レノファ”初陣”に臨む渡邉晋監督のコトバ:全体像の絵は共有できてきている
レノファ山口は松本山雅とのJ2開幕戦に臨みます。
「現状やれることは100%出したい」という渡邉晋監督は松本山雅を「昇格候補の1つ」とリスペクトした上で「シーズンを占う試金石」と見ています。
「我々に矢印を向ければ、自分たちはどういう現時点で適正の11人、適正の組み合わせは日々あります。そこに加えて、松本で考えた時に嫌がるのはこの組み合わせだろうと。ゲームプランが決まればメンバーも決まってくる」
地に足をつけて平常心で臨むことが大事としながらも「しっかりと勝ちに行く姿を見せたい」と語ります。
ーー鹿児島合宿から山口に戻って、地元の住人になって新たに得たものはありますか?
サポーターの方ともう少し触れ合うことができたら良かったなというのが正直な感想なんですけど、現状そういうことができないので、生の声、リアルな声を聞けないのは残念でした。ただ、その中でもいくつかお手紙を頂いたりとか、スポンサーの方とお話をさせていただく中で、ものすごく我々に対する期待とか、単純に言うと熱ですよね。そういうものをすごく感じています。
そこに対して私は存分に期待してくださいということを返している。それがエネルギーになっていると思います。暖かく、本当に熱を持って見てくれていると感じられる機会を少ないですけどできたのが何よりの力にはなりました。ぜひ、その思いには応えないといけないなという気持ちでいっぱいです。
ーー自分も関東の人間なので、山口に何度か行って感じるのは暖かいけど強い誇りを感じるし、やっぱり維新という言葉にある通り、地方から歴史を動かした長州のというのはありますよね。今年の大河ドラマでも登場してくると思いますが、レノファも波に乗って行きたいですか?
歴史的なこととか考えると、どちらかというと僕も関東の人間なので、山口県に初めましてという人たちの方が感じている。知ってるのかなという気はしてます。地元の人たちは知っているけれど当たり前というか。ただ、それが心の奥底でDNA的に受け継がれているものはあるでしょうけれども、そぶりとしてはあんまり僕は見せられたことがなくて、でも実は奥底に眠っているものがあるんだろうなとは思っています。
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