サッカーの羅針盤

【砂岩の魂】[沖縄合宿]サガン鳥栖の”新9番”山下敬大が10ゴール10アシストを目標にする理由

©️SAGAN TOSU

サガン鳥栖は2021シーズンに向けた沖縄合宿の真っ最中です。金明輝監督が掲げるアグレッシブに主導権を握るサッカーは昨シーズンもかなり高水準のパフォーマンスを発揮していましたが、やはり最後に決め切るというところで精度はもちろん、シュートのタイミングを逸して終わるシーンも少なくありませんでした。

そうした問題を解決するべくサガン鳥栖が獲得したアタッカーの一人が山下敬大です。福岡大から加入したレノファ山口での2シーズン目には11得点を記録し、ジェフ千葉では限られたチャンスの中で7得点を記録しました。

そこからサガン鳥栖に移籍した訳ですが、おそらく強化部の評価としては前線で攻守に動き回りながらフィニッシュに絡んでいける移動力があることが、サガン鳥栖のコンセプトと一致しているはずです。

しかしながら精力的な守備や動き出してチームを助けられても、ゴール数を増やしていかないとチームに勝ち点3をもたらし、順位を上げさせることはできないでしょう。「個人的な目標は10ゴール10アシスト」と山下が明確な数字を目標にあげるのも大前提にチームを勝たせたいという理由があるようです。

(残り 1328文字/全文: 1820文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ