サッカーの羅針盤

【フクロウの時報】ただいま絶好調。機動力と献身性に決定力を加えた駒井善成が、組織的な相手にも攻撃サッカーをやり切るキーマンに

水曜日のナイトゲーム(対FC東京 0-1●)の翌朝、札幌に戻り、中日のタイトな日程で鳥栖戦を迎える北海道コンサドーレ札幌。ミシャはコミュニケーションを取ることによって、自らの考えをしっかりと選手たちに落とし込んだ。

タイトで組織的な守備をベースに、ポゼッションとカウンターの両方から効果的な攻撃を繰り出せる鳥栖を相手に、自分たちのスタイルをやり切ることができるのか。

 

前回対戦(9月16日)では、過密日程の中でメンバーのターンオーバーをしてきた鳥栖を相手に強度の高い戦いで、61分に駒井善成、66分にロペスのゴールで勝利し、札幌は勝利までの長いトンネルを脱出した。

 

今節の鳥栖戦は、荒野拓馬が出場停止、チャナティップがFC東京戦で再発した筋肉系トラブルで出場できない。

だがミシャは「今シーズンに関しては、いろんな影響がある中で通常とはちがうシーズンを送ってきた。ふたりが出られないことは痛手ではあるが、常にそういう中で戦ってきた」と今シーズンの戦いをプラスに変えていく。前節のFC東京戦では、ジェイが試合復帰を果たした。

 

ホーム3連勝中の札幌。「ホームで結果を残せているということは、サポーターの後押しを感じて力を発揮しているということ。鳥栖戦も共に戦い、ホーム4連勝を達成したい」とミシャ。

 

FC東京戦では高い機動力をベースに、機を見てバイタルエリアでボールを受けるプレーなどで相手ゴールに迫った駒井善成。試合後のインタビューで「体が動いてきている。中日でも大丈夫。走って、シュートチャンスを自分が決める。勝利に直結するプレーをしたい」と語った絶好調の駒井善成が、試合前日、鳥栖戦での勝利のイメージ、残り6試合について語った。

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