サッカーの羅針盤

【フクロウの時報】「マリノス戦はスリリングなゲームになる。勝利がどちらに転ぶか、誰にもわからない(ミシャ)」 武蔵と国内外で刺激し合う荒野、前回マリノス戦ゴールの金子が貪欲にゴールを狙う

鈴木武蔵を海外へと送り出し、昨季リーグ13得点をあげたエースを失った北海道コンサドーレ札幌。

だが、ミシャ監督は「東京戦は限りなく勝利に近いゲームだった。神戸戦も相手を圧倒しながら勝てなかった。大分戦も含め、いいゲームをしているが、勝利につながらないゲームが続いている」と武蔵をケガで欠いてからの内容は悪くない印象だ。

実際、大分戦は20本のシュートをマークした。

後半44分の同点ゴールは、ルーカス・フェルナンデスとアンデルソン・ロペスの鮮やかなコンビネーションによるゴールだった。

そのFWロペスやFWジェイが本来のコンディションへと近づきつつある。そして、823日(日)鳥栖戦の中止により、マリノス戦に向けて1週間じっくりと準備ができた。

一方の横浜F・マリノスは、先週の清水戦、広島戦で勝利し連勝中。遠藤渓太と入れ替わりで加入した前田大然、ケガから復帰した仲川輝人がマリノスに推進力をもたらせている。

さらに柏レイソルからやって来たジュニオール・サントスが2試合3得点。日本で眠っていた能力がマリノスで開花した。エリキも負けじと今シーズンの初得点をあげるなど、昨シーズンのJリーグ王者に勢いが戻って来た。

前回対戦(726日)では、札幌ドームで札幌が勝利を収めている(3-1)。

マリノスとの戦いについてミシャ監督は、独特の表現でこう語る。

「やりたいことをやり合う、お互いナイフをもって刺し合うような激しい戦い。

“やるか やられるか”そういう戦いになる。

相手が5点、6点取って勝利するかもしれないし、反対に我々が5点、6点取って勝利するかもしれない。

 

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