サッカーの羅針盤

【トリコロール研究所】ジュニオール・サントス衝撃の初ゴールを助けた二つのフリーラン

横浜F・マリノスは”師弟対決”とも呼ばれた清水エスパルスを相手に4ー3で勝利。ここのところ好調の清水に3得点を許したものの新加入のジュニオール・サントスが2得点、前田大然が1得点をあげ、5試合続けて途中出場の渡辺皓太が決勝点ということで、勝ち点3以上の重みがある勝利かもしれません。

ジュニオール・サントスは昨シーズン柏レイソルに加入したものの、8試合で無得点、今シーズンも1試合の出場に止まっていましたが、新天地でいきなり大活躍を見せました。ポテンシャルがあったことは間違いないでしょうが、ここのところマリノスに不足していた前線の迫力がそのまま結果に表れたと言えるでしょう。

1点目は長距離をドリブルで運んでの豪快なゴール、2点目は良い位置で渡辺皓太のラストパスを受けて、シュートが相手ディフェンスに当たる幸運もありましたが、今後のさらなる活躍も期待させるゴールでした。

ここであえて注目したいのは1点目です。攻勢をかけるエスパルスのマリノス陣内でのスローインから中に入ってきたボールを喜田拓哉が左足でクリア気味に前方へ蹴り出します。これをハーフウェーの手前でジュニオール・サントスが受けますが、清水エンターバックのヴァウドが後ろからプレッシャーをかけてきました。

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