サッカーの羅針盤

【全会員さんオススメ】なぜ松本山雅は幅にこだわらないのか。甲府戦を前に、布啓一郎監督に”立ち位置”の基準を聞いてみた。

松本山雅は7月4日にヴァンフォーレ甲府と、ホームのサンプロアルウィンで対戦します。

7月2日の非公開練習後、布啓一郎監督がオンラインの囲み取材に応じましたが、そこで気になっていたことを質問してみました。

”ポジショナルプレー”をベースとしたスタイルが徳島ヴォルティス、ロティーナ時代の東京ヴェルディなどをはじめ、J2にも入り込んできている中で、布監督の松本山雅は基本的にコンパクトでコレクティブな攻守の連動をメインにしています。

しかしながらJFAにも関係が深い布監督は当然、そうした戦術の知識はあるはず。時代の潮流と山雅で導入しているサッカーの位置づけをどう考えているのか。その基準として興味深いのが”立ち位置”の考え方でした。

このテーマに関しては色々な形で発信したいと思いますが、まずは筆者の質疑応答も含め、甲府戦に向けた布監督の囲みインタビューをまとめました。

布啓一郎監督

・金沢戦の反省点

奪ったボールを自分たちが失わないで動かすというテーマがありますが、金沢戦では失ってしまって相手の二次攻撃を許すシーンがありました。甲府のカウンターも前線に外国人選手を含めてかなり強力なので、こっちが攻撃をやり切ることで、カウンターを受けないというのを今週やっています。

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