サッカーの羅針盤

再開後の過密日程を乗り切れるか。Jクラブ選手層査定:大分トリニータ

中断期間が大幅に延長され、再会はいつになるとも分かりませんが、未体験の過密日程が待っていることは間違いありません。怪我、出場停止、中2日、3日のターンオーバー。愛するクラブの選手層は大丈夫なのかを現在地から査定します。

選手一覧(スポナビ)

開幕スタメン vs セレッソ大阪

———————-知念———————–

————町田—————田中————-

香川——-小林————長谷川——-松本

———三竿——–鈴木———岩田——–

———————-高木———————–

開幕戦はセレッソ大阪にアウェーで敗れた大分トリニータですが、再開後の過密日程を前提にした場合、非常に楽しみな部分は大きいです。昨シーズンの主力がオナイウ阿道をのぞき、ほぼ残った上に、清水に移籍した後藤優介やレンタルバックで浦和に戻った伊藤涼太郎などに代わる新戦力が、もともとの主力を脅かし、ポジションを奪いうるタレントが揃っています。

トリニータの強みは”カタノサッカー”に適応できそうな選手をスカウティング&リクルーティングできる優秀な強化部にあると思います。松本から町田也真人、長崎から香川勇気、徳島から野村直輝、J2に昇格した群馬から高澤優也といった選手を補強しましたが、彼らはおそらくJ1クラブやJ2の強豪クラブからもオファーがあったであろう選手たち。片野坂監督の存在も含め、彼らを引き寄せる魅力がトリニータにあるということでしょう。

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