サッカーの羅針盤

【クラブユース選手権U-18】[名古屋グランパスU-18]大会得点王の倍井謙「自分で打開できる選手を目指して」

クラブユース選手権U-18は決勝でサガン鳥栖U-18に3−1で勝利した”名古屋ユース”こと名古屋グランパスU-18が初優勝を飾りました。

多彩な攻撃で観るものを楽しませてくれた名古屋ユースですが、大会6得点で得点王を獲得した倍井謙は準決勝の京都サンガ戦で角度のある位置からFKを決め、決勝では石谷光基のサイドチェンジを受けると、左サイドから鋭く中に切り込んでゴール左に決めて先制ゴール。榊原杏太の追加点で2−0として迎えた32分には榊原の中央突破を起点に、左サイドバックから攻め上がった新玉瑛琉がディフェンスを打開して出したボールを倍井が流し込みました。

後半には鳥栖の反撃から田中禅のゴールで1点を返されたが、名古屋は牛澤健を中心とした粘り強い守備とGK東ジョンのビッグセーブで追加点を許さず。倍井や榊原、武内翠寿によるカウンターはU-18日本代表GKの板橋洋青になんども止められましたが、そのまま3−1で勝利。見事に優勝を飾りました。

大会得点王に輝いた倍井謙「チームメートのおかげ」と強調するが、大きな転機を経験して今回の活躍がある。中3の時はボランチが多くてサイドバックもやってましたと語る倍井。サイドハーフにコンバートされたのは高校2年の終わりの方だったという。

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