サッカーの羅針盤

【U-20うぉっち】メキシコ戦で奮闘した湘南コンビ。齊藤未月は外国メディアに英語で「アトレティコが好き」ライネスを封じた鈴木冬一は「もっとスーパーな選手と対決したい」

”影山ジャパン”は2試合目のメキシコ戦で3−0と勝利。勝ち点を4に伸ばし、決勝トーナメントに大きく前進しました。

この試合では湘南ベルマーレから選出されているキャプテンの齊藤未月と鈴木冬一が揃ってスタメンに名を連ね、闘志を押し出す守備と効果的な攻撃でメキシコを上回る動力源となりました。

齊藤未月は日本の予想に反して4−3−1−2のトップ下に入ってきた相手エースのライネス を藤本寛也とともに封じ、攻撃では藤本がセンターバック の横に落ちることが多い分、中盤センターをキープしてシンプルにボールを中継しました。

相手が4−4−2に戻すと、中央だけでなくサイドの守備にも参加し、激しいディフェンスで右サイドにポジションを移したライネスにも自由を与えませんでした。イエローをもらったのは今後に向けて痛い部分もありますが、チームに欠かせない存在であることをエクアドル戦に続き示しました。

左サイドバックに入った鈴木は最初は相手のシステムに対し、ポジションが浮くような形になっていましたが、そこから柔軟にポジションを取って守備に参加し、左足のクロスでセカンドボールからの藤本のラストパス、宮代大聖の先制ゴールを呼び込みました。

途中からライネスとマッチアップする形になりましたが、外に追い込むことを意識しながらサイドハーフの山田康太、ボランチの齊藤未月、左センターバックの小林友希らとうまく連携してメキシコの起点を封じました。

試合後、二人に聞きました。

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