サッカーの羅針盤

【U-20うぉっち】久保&安部の不在はニュースター誕生のチャンス。宮代、滝、斉藤、田川、中村、西川。”影山ジャパン”のエース候補は?

”影山ジャパン”こと影山雅永監督が率いるU-20日本代表は今月ポーランドで開幕するU-20W杯に臨む21人のメンバーを発表しました。

責任を持って21人を選んだ。この選手たちが代表でポーランドに行って代表として戦う選手たち。この選手たちで最高の成績を出せるように準備して行きたい」と影山監督は語りました。

コパ・アメリカ招集も噂される久保建英(FC東京)、安部裕葵(鹿島アントラーズ)、大迫敬介(サンフレッチェ広島)、怪我から回復途上の橋岡大樹(浦和レッズ)が選外となった一方で2001年生まれの斉藤光毅(横浜FC)、セレッソ大阪内定で特別指定選手の2002年生まれ西川潤(桐光学園)、鈴木彩艶(浦和レッズユース)という次の大会にも出場資格のある三人が”飛び級”で選出されました。

【GK】

12茂木秀(セレッソ大阪)

1若原智哉(京都サンガ)

21鈴木彩艶(浦和レッズユース)

GKは昨年U-19アジア選手権を戦ったメンバーからは若原だけが入りました。広島でも正GKに定着している大迫に加えて肩を負傷中の谷晃生(ガンバ大阪)も選外となり、前回の合宿に招集されていた左利きの茂木、U-17代表の鈴木彩艶という構成になりました。

セレッソ大阪のU-23で継続的に試合に出ている茂木が一番手の有力候補ですが、若原も機敏なフィールディングや鋭い反応で実力が接近しており、大会直前まで競争を繰り広げると見られます。

16歳にして恵まれた体格を誇る鈴木の選出は9月に予定されるU-17W杯に向けた経験を積む意味合いもあると考えられますが、絶対的なスタメンが決まっておらず、チャンスは十分にあるはずです。

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