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JFA TV YouTubeチャンネルで生配信決定 ブラジル女子代表に挑むなでしこジャパン 決意を語る宮澤ひなた選手、田中美南選手、南萌華選手 

なでしこジャパン(日本女子代表)の挑戦、女子サッカーの進化をサッカー王国ブラジルから生配信 

なでしこジャパン(日本女子代表)は年内最後の海外遠征でブラジル女子代表と連戦。第1戦はJFATV YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/live/mj5iOj2thi4?si=M97Zr4my2FVK7SUl)で生配信されることが発表されました。 配信はJFAメジャーパートナーであるKDDII株式会社のサポートの下、共同事業として行います。

第1戦:日本時間 12月1日(金)3時15分キックオフ 

第2戦:日本時間 12月3日(日)23時キックオフ  

なでしこジャパン(日本女子代表)は、2024年2月に女子オリンピック サッカートーナメント パリ 2024最終予選を控えています。ホーム&アウェイで対戦するのは、過去に何度も肉弾戦の激闘を繰り広げてきた北朝鮮女子代表です。今回のブラジル遠征は、その準備の2試合です。 代表活動に残された時間はあまり残されていません。

ブラジル女子代表とは2023シービリーブスカップでも対戦。前線からプレッシャーをかける強度の高いサッカーに苦戦。72分に失点し0-1で敗れています。 

試合を前日に控え、3人の選手が日本からのリモート取材に応えました。田中美南選手(INAC神戸レオネッサ)、南萌華選手(ASローマ)、宮澤ひなた選手です。(マンチェスター・ユナイテッド)です。試合への意気込みや近況を話しました。 宮澤選手は初得点までの「前向きな苦闘」を話しています。

宮澤ひなた選手(マンチェスター・ユナイテッド) 高円宮記念JFA夢フィールドにて撮影

強少ないチャンスを決めて結果が出したい田中美南選手  

「ブラジルという強豪とやるのはすごく楽しみです。最終予選とその先に向けた強化試合になると思って頑張りたいと思います。」  

田中美南選手は力強く語りました。今回のブラジル遠征は中2日の連戦。二つの試合をトータルで戦っていくかが大切です。女子オリンピック サッカートーナメント パリ 2024最終予選のシミュレーションにつながるからです。どのようにボールを動かし得点のチャンスを生み出せるのか、ハイプレッシャーの中で、どのように試合をコントロールすることができるのか、田中選手はトライと検証をできる貴重な機会と捉えているようです。 

田中美南選手(INAC神戸レオネッサ)

「ブラジル女子代表は監督が替わり、どのようになるかわかりませんが、前からプレッシャーがくることは想定しています。立ち位置、パスをもらえるタイミング、出し手と受け手の意思疎通のところを試せる良い機会だと思います。チャンス自体は、それほど多くないと思いますが、個人として、その少ないチャンスを決めて結果が出せればと思います。チームとしても、前回の対戦よりもできたことを増やせたらと思いますし、2勝という結果を持ち帰ることが大事だと思います。」 

チームワークで最大のパフォーマンスを披露したい南萌華選手  

「チームとしての雰囲気はすごく良いです。個人的には連戦をしてきましたが、最大のパフォーマンスを披露できる良い準備はしているつもりです。」 

南選手はローマから空路で大西洋を渡り、チームメイトの熊谷紗希選手と共にサンパウロに駆けつけました。世界にインパクトを残したFIFA女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド2023を経験し、チームの結束は維持されています。初召集の谷川萌々子選手(JFAアカデミー福島)と古賀塔子選手(JFAアカデミー福島)もFIFA女子ワールドカップに帯同しトレーニングパートナーとしてニュージーランドで一緒に汗を流したメンバーです。 

南萌華選手(ASローマ)

レベルアップした自分を表現したい宮澤ひなた選手 

マンチェスター・ユナイテッドでプレーする宮澤ひなた選手は11月26日に行われたWSL第8節のブリストル・シティ戦で、待望の移籍後初得点を記録しました。 

明かされた初得点までの苦闘 

宮澤選手は今シーズンからマンチェスター・ユナイテッドでプレーしています。FIFA女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド2023得点王(ゴールデンブーツ受賞)の看板を提げての移籍でした。 

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