森マガ

02月24日・25日・26日 サッカー取材の備忘録・言いたい放題

試合や練習取材の備忘録として書き残していこうと思います。ただ、通常の記事とは違い、内容の検証はほぼ行わないうちに書いていますので、ご了承ください。

(写真は昔、平塚スタジアムで中継していたスタッフはこんなところから撮っていたという、見ているほうがヒンヤリした風景)

今週現場に行ったのは

02月24日 J1リーグ第2節 湘南vs横浜FC
02月25日 J1リーグ第2節 横浜FMvs浦和
02月26日 J2リーグ第2節 町田vs群馬

の3試合。またまたたっぷり見ることができました。

湘南vs横浜FCは、先週の大勝で首位に立った湘南がどう戦うのをまず注目していました。試合前、クラブ関係者が何人か「1位になってるスクショ取った」と言ってて、みんな大喜び。口では「まだ1節だから」と言ってもうれしいのは間違いない。そして前半はあっさり先制されるものの追いつき、そしてビックリするようなオウンゴールで逆転に成功。しかも攻守がかみ合っていて攻め込むと必ずシュートにまで持ち込めるという強さ抜群。「あれ? これホンモノ的な?」と刮目したのでした。

ところが後半に入って横浜FCが修正し、湘南に疲れが見えてくると前半とは逆の展開に。結局試合は引き分けに終わったのですが、この日もVARが美味しいところを取っていきました。湘南は前節の鳥栖戦で鳥栖の2ゴールがVARで取り消しとなり、オフサイドで取り消された自分たちの点が入るという戦いを繰り広げましたが、この日は開始早々の横浜FCのゴールが一度はオフサイドとされたもののVARで得点となり、終了間際のPKがVARでその前のオフサイドが確認されて取り消しになるという、VARに振りまわされっぱなしという感じです。

ただ、帰り際にクラブ関係者が「うちほどVARの元を取ってるクラブはない」とおっしゃっていて、さもありなん。で、2節まで来てVARにいろいろ思うところがあるわけです。

VARの機材はJリーグが用意して審判が使っている、という構図なので、きっと審判からしたら「使わせてもらっている機材に文句は言えない」という感じなのではないのかなと。そして今季から鳴り物入りで使っているVARdict(VARが介入したとき、何が起きているか電光掲示板に出すシステム)は、ときどき出なかったり出てもタイミングがずれたりすることがあるので、システムそのものがまだこなれていないのだろうな、と。どっちも推測ですけど。

試合後には視察に来ていた森保一監督が取材に応じてくれたのですが、挨拶に来る人が多くてなかなかメディアまでたどり着けない。で、囲み取材を10分ぐらいさせてもらった後に、森保監督が「またサッカー談義でも」とおっしゃるので、「ワールドカップ前のように1週間に1度のオンライン取材をお願いします!!」と言っておきました。隣にいた日本サッカー協会の広報さんはビビってましたけど。

(残り 2930文字/全文: 4117文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ