「前に出るだけがパワーじゃない」ヨコハマ・フットボール映画祭スペシャルトークを終えて【石井コラム】
緊急事態宣言により延期となっていたヨコハマ・フットボール映画祭ですが、スペシャルトークだけをリモートで開催しました。そして、私は、その司会を終えました! 素敵な3人のお話を聞けて幸せです。
大九明子(映画監督『私をくいとめて』)
栗林藍希(女優、アルビレックス新潟レディースU-18出身)
日々野真理(フリーアナウンサー)
本番直後に一般社団法人 S.C.P.Japan共同代表、順天度大学女性スポーツ研究センター研究員、NPO法人GEWEL副代表の野口亜弥さんが、このようなツイートをしてくださりました。野口亜弥さんのご専門は「スポーツとジェンダー・セクシュアリティ」です。
非常に面白かったです。女性自身も多様な場面に合わせて自身の多様性を使い分けている。前に出るだけがパワーじゃなく、周囲に合わせるしなやかさや、引く時に引ける心の強さもある。出る杭打たれるような社会の中で、絶えず駆け引きと交渉を繰り返し意志決定する。パワーの多様性をもっと知りたい。 https://t.co/SNLuO2ZDfM
— 野口亜弥/Aya Noguchi (@noguchiaya) January 30, 2021
「前に出るだけがパワーじゃない」……私にとって、それが、今朝のスペシャルトークの最大の収穫でした。ゴールエリアに侵入して周囲を見て、止まって、3歩下がってマイナスのクロスを待つFWのイメージです。WEリーグには、柔軟な得点力のあるFWを目指してほしいです。
(2021年1月30日 石井和裕)