【緊急検証】企業名入りのJリーグのクラブ名称はありかなしか？

2023年12月14日 17時31分　
カテゴリ：コラム
タグ : ＦＣ東京 • pickup • サンフレッチェ広島 • ジェフユナイテッド千葉 • 浦和レッズ

すぐにJリーグから否定された「企業名入りのクラブ名称の容認」報道。報道が出てそれをJリーグが否定するということは珍しくないですが、シーズン移行の議論でも見られた光景だけにざわざわした気持ちにはなります。そもそも論として、企業名入りはナシなのかありなのか。世界情勢や歴史をかんがみながら考えてみました。

珍名続出だったJリーグクラブの愛称

「Jリーグがスポンサー企業名入りのクラブ名称を認める」というニュースを朝に知ったと思ったら、すでに「事実無根」の証言が各クラブ代表者からXに投げ込まれていて、すぐにJリーグも「全く検討されていない」と報道を全否定しました。

火のないところに煙は立たないと申しますから、誰かそういうアイディアを持った方が記者に話したのかもしれません。ただ、「理事会でも実行委員会でも全く検討されていない」そうですから、来季に実現することはまずないのでしょう。

個人的には企業名が入ってもいいんじゃないかという気はします。というか、地域名＋愛称という初期のネーミングは、はっきり言ってダサいと思っていました、はい。

企業名は入れないはずなのに、こっそり入れているチームもありました。

例えば、浦和レッドダイヤモンズ。ダイヤモンドって、菱形のことですよね。三菱の「菱」ですよ。ジェフユナイテッド市原。ユナイテッドは「連合」ですが、ジェフって何？　友人は「何で松田聖子の別れた男の名前なの？」と不思議がっておりましたっけ。これはJR　EAST（JR東日本）とFURUKAWA（古河電工）の連合ですね。モロじゃないですか(笑)。川淵三郎チェアマン（当時）がよく通したなと。いちおう公募だったからですかね。

横浜フリューゲルス。もう今はないチームですが、ドイツ語のフリューゲルは「翼」ですからスポンサーの全日空を連想させます。横浜ウイングスとか、横浜エアープレインにしなかったのはまだセンスが感じられますが、まあ安易といえば安易。

古今東西けっこうある企業チーム。「事実無根」報道の背景を深読みすると…

企業名は入っていませんが、難解なネーミングも多々あります。

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