優勝戦線異状なし。接戦を制したマリノス、神戸、名古屋それぞれの「勝因」
まさに勝負の神様は細部に宿る。優勝を争う上位３チームが際どい勝負をモノにした前節。勝因はどこにあったのか？ それぞれの戦いをレポートする。
玉突き移籍はまさかの横浜ＦＭまで波及
第23節はトップ３のヴィッセル神戸、横浜F・マリノス、名古屋グランパスがいずれも勝利したのでここの順位変動はありません。
横浜FMはエウベルの退場で10人になりながらリードを守って２－１。逆に神戸は川崎の大南琢磨の退場で相手が10人となり、大迫勇也の１点を守り切って１－０。名古屋は鹿島アントラーズに一進一退ながら野上結貴のゴールで１－０。ちなみに名古屋は移籍してきたばかりの森島司が先発しています。
マテウス・カストロのサウジアラビアリーグへの移籍に始まった移籍連鎖は、意外にも横浜ＦＭに波及しております。名古屋はマテウスの後釜に広島から森島を補強。広島はＪ２あたりから成長株を獲得するのではないかと勝手に想像していましたが、何と横浜ＦＭからマルコス・ジュニオールを獲得。マテウスの移籍は優勝を争う名古屋には大きな打撃かと思いましたが、結果的に競争相手の横浜ＦＭの戦力を削ぐことになったわけです。今のところ補強できなかった横浜ＦＭが貧乏くじを引いた格好でしょうか。
エウベル退場も強気で押し切る横浜FM
横浜ＦＭは好調のガンバ大阪との対戦でした。
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