モーレツな強さ。鹿島アントラーズが後半戦「台風の目」になる予感大
鹿島アントラーズが強烈な勢力でJ1後半戦に嵐を巻き起こそうとしている。なぜ鹿島は強烈な強さを見せるようになったのか? この勢いは長続きするのか?
CKが強烈、カウンターが強烈、プレスが強烈。アグレッシブさがヤバい
鹿島アントラーズに勢いが出てきた感じです。第22節の北海道コンサドーレ札幌戦は3-0の快勝、5位に浮上しております。上の4チーム(ヴィッセル神戸、横浜F・マリノス、名古屋グランパス、浦和レッズ)が強力なので、ここから順位を上げるのはなかなか大変かもしれませんが、札幌戦は強烈でした。
キックオフ直後、わずか12秒で先制。5本つないで樋口雄太がゲット。15分にCKから植田直通、67分にもCKから鈴木優磨がいずれもヘディングでゴール。CKが強烈です。セットプレーはキッカーが7割と言われますが、樋口のキックの精度と質がまず素晴らしい。11アシストでリーグトップです。そして鈴木、植田、関川郁万の空中戦闘員トリオが強烈。面構えが違います。迫力満点。
ただ、この試合の鹿島が強烈だったのはセットプレーだけではありませんでした。前半はハイプレスで札幌を自陣に釘付け、前方への推進力も素晴らしかった。マンマークの札幌なので、トランジションでグワーッと前へ出てくる鹿島の選手に振り切られてしまうとかなり厳しい。ハイプレスと縦への推進力という流行をまんま体現していました。
鈴木優磨は「暗黒面のないカントナ」。あの問題を解決できれば後半戦最強になる可能性
鈴木優磨がやはりいいですね。
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