西部謙司 フットボール・ラボ

ヴィッセル神戸に何が起きたのか? 「バルセロナ」を目指していたはずが開幕したら「リバプール」だった件

昨季13位と降格争いに巻き込まれていたチームの変貌。ヴィッセル神戸に一体何が起きているのか? スコアは0-4も奮闘したガンバ大阪の戦いぶりも含めてレポートします。

正直、予想外でした …

ヴィセル神戸、絶好調です。開幕から3連勝、得点8の失点1で3試合消化した時点では首位に立っております。正直、予想外でした。

昨季は残留争いに巻き込まれていて、そこで活躍した小林祐希が北海道コンサドーレ札幌へ移籍。アンドレス・イニエスタやセルジ・サンペールの稼働率も期待できそうもなく、あまりプラス材料がなさそうにみえたんですよね。

ところがフタを開けてみれば、アビスパ福岡に1-0、札幌に3-1、そしてガンバ大阪に4-0。第3節のG大阪戦から、神戸に何が起こっているのかみてみたいと思います。

バルセロナを目指していたはずがまるでリバプール。ガンバはイッサムジェバリ、ファンアラーノ、宇佐美のプレーが光る 

立ち上がりから強烈でした。ハイプレスでボールを奪うと息もつかせぬ攻撃を繰り出していきます。バルセロナを目指していたはずなのですが、ほとんどリバプールでした。

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