アンデルソン・ロペスは得点王になる男。王者マリノスをさらに強くする凄さの秘密
いよいよ目前に迫ったJリーグ開幕。FUJIFILM SUPER CUPではマリノスが盤石の強さを見せ、なかでもアンデルソン・ロペスが輝きを放ちました。連覇のカギを握るストライカーの凄さの秘密に迫ります。
やっぱり強かった! マリノスのベースにあるもの
FUJIFILM SUPER CUPはJ1王者の横浜F・マリノスが天皇杯優勝のヴァンフォーレ甲府に2-1で勝利。横浜FM、やはり強いですね。
相手選手の「間」に常に誰かが顔出ししていて、そこを使って相手2人のゲートを通過するか、戻して収縮したゲートの外へ回るか、最初からそこを使わないなど、パスワークでのポジショニング、判断、テンポがこなれています。
「ああ、J1で優勝したチームなんだな」と、はっきりわかる上手さ、強さのベースがありますね。この試合での得点はありませんでしたが、アンデルソン・ロペスが相変わらず強烈でした。エウベルの先制点をアシスト、決勝点もアンデルソン・ロペスのシュートがポストを叩いた跳ね返りを西村拓真が決めたものでした。
アンデルソン・ロペスは「得点王を獲りたい」と公言しています。昨年はチアゴ・サンタナが14ゴールで得点王、アンデルソン・ロペスは11得点でした。ちなみにチームメイトだったレオ・セアラも11得点。レア・セアラの出場時間分をアンデルソン・ロペスがプレーしていたら22得点とれていた、というわけにいかないでしょうが、今年は出場時間も長くなるでしょうし、チャンスはありそうです。
極めて防ぎにくいシンプルな形を持っているアンデルソン・ロペス
アンデルソン・ロペスは185㎝と大柄ですが、足下が上手くてスピードもあります。そして体格を利したプレーが上手い。
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