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優勝するにはいらない失点だったりイージーなパスミス、状況判断など、まだまだ修正していかないと!(バジェーナブランカ城北レディース 川﨑康裕監督)[関東女子第3節]

城北の川﨑監督。「引かれたチームに対して焦らず1点を獲りにいく戦い」を選手に指示、そのとおりの内容と結果を得た。

 

2023年7月17日(月)多摩市総合体育館
(PHOTO、まとめ 山下浩正)

 

ブラジニア・フットサル・レディース。新規参入2試合目のチームだ。

 

バジェーナブランカ城北レディース。開幕前から「優勝」を公言している。

 

第14回関東女子フットサルリーグ2023 Powered by PENALTY 第3節
バジェーナブランカ城北レディース 2-1 ブラジニア・フットサル・レディース 
[得点経過]
1-0 28分55秒 城北 #4 片山理夏子
1-1 31分27秒 ブラジニア #7 青木奈純
2-1 36分53秒 城北 #30 有田佳奈

 

前半のクーリングブレークからベンチへ戻る城北の選手たち。幾分元気を取り戻したように見えた。

 

3分間のクーリングブレーク

関東女子第3節は7月17日、東京 多摩市総合体育館で行われた。会場にはベンチ側の両サイドに2台の大型送風機が置かれているもののエアコン設備はないためにじっとしていても汗が噴き出す有様。そこで酷暑からプレーヤーたちを守るためにリーグ初のクーリングブレークが設定された。これは前後半中盤に3分間試合を中断しこの間選手たちが別室でアイシング等を行うもので精一杯の適切な処置だったと思う。
そんな中で午前11時にキックオフされた第1試合は、今季初参入し「1人1人のサッカー能力が高いチーム」(城北 川﨑監督)、ブラジニア・フットサル・レディースと、クアトロセットとピヴォセットの両方を使い分ける完成度の高いフットサルチーム、バジェーナブランカ城北レディースの対決。予想どおり1点差勝負となった試合を勝利監督に振り返ってもらった。

 

今節で1試合フル出場を果たし勝利に貢献した#20中谷美帆。終始冷静にプレーした。

 

何回もピンチを救った新人ゴレイラ

Pivo!  予想どおり入りから一進一退となったゲームだったが、監督はどんなゲームプランで臨んだのか。またノーゴールに終わった前半にどんな感想をいだいたか。

川﨑  相手は今季から参入してきたチームでほぼ情報がゼロの状態で第1節の映像を基に分析しました。1人1人のサッカー能力が高いチームという印象です。
そこで導き出したゲームプランは、各自1対1で負けないことでした!

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