森マガ

町田が市内の練習場に戻ってきたので様子を見に行ったらビビった

13日、町田ゼルビアが長いキャンプを終え、三輪緑山ベースに戻ってきました。さっそく練習見学に行って見るか!! と朝から出かけたのですが……。

Jリーグ公式サイトの「2024年 移籍情報」2023年9月27日18:53版によると、町田の加入19人はJ1リーグでトップ。さらにスタッフも充実して、ピッチの上にものすごい人数が乗ってます。たぶんスタッフの数は日本代表よりも多いくらい。

これはチーム運営も大変になりそうだ、と思いつつも、そう言えば黒田剛監督はもっと多くの人数を抱える部活を指導していたのだと思うと、勝算はあるのでしょう。

見ていて去年と違ったのは、金明輝コーチが大声で全体にかける声が少なくなっていたこと。この日だけなのかもしれませんし、キャンプのときはまた別だったのかもしれませんが、それは今後探っていきたいと思います。

で!!!! 開幕戦を前に一番大切なのは駅からスタジアムまでの輸送計画だと思うんです。その点を広報部長も運営部長も兼任するというとんでもない激務の岡田部長に聞いたところ、いろいろ教えていただきました。ただ、整理してみなさんにお知らせしたほうがいいと思いますので、整った形で発表していただけると思います。そのときにまたお知らせします!!

 

練習後、さっそく監督から「キャンプ来なかったね」とチクリ。「カタール行ってたんですよ」と言うと、監督からはいたずらっぽく笑いながら「金に走ったな」と返されましたが、正直、今回のアジアカップは大赤字です。前評判がよかったのに報道各社も送り込む人数が少なかったというところが、現在のサッカー界の難しさを物語っていると思います。

2023年の日本代表はとてもいい成績を残したので、きっと「アジアカップは勝って当たり前」ということで感心を集めなかったのではないかと思います。現実的にはアジアのレベルも上がっていて、とても日本だけが抜け出しているとは言えないのが分かりましたが、それはそれでまたものすごい手のひら返しを生んでいて、これってやっぱり老若男女が休みになると球蹴りに興じるような国にならないと、終息していかないのかとも思います。もっとも、みんながやたら上手に球蹴りをしていたブラジルがパリ五輪出場を逃すような時代ですから、世界は混沌としていますが。

閑話休題。この日、お話を聞くことができたのは、昌子源キャプテン、ミッチェル・デューク、谷晃生、そして黒田監督でした。ミッチェルはアジアカップで足を痛めていましたが、もう大丈夫なようです。それぞれどんなお話しだったか、ご紹介しておきます。まずは黒田監督から。

 

 

 

【黒田剛監督】

 

——(走って大汗をかいていたので)監督自体も仕上がってる感じですね

もうちょい走りたかったんですけど、お待たせしてるわけにはいかないので、こっち(囲み取材)を優先しました。

——町田に戻ってチーム作りのラストスパートみたいなイメージですか

そう。去年のね、キャンプの時はまあJ1に全勝したというようなところだけど、やっぱり危ない局面もあったし、まだ不揃いのディフェンスラインもあったし、うーん、その中でも、まあ、2-1とかね、そういうので勝ったところはすごく良かったんだけど、今年は結構、あんまり決定機も作られずに、守備ライン、または前線からのハイプレスがかなり機能してるかなと。

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