森マガ

公衆の面前で選手にコクられたお話……と見せかけて実はこの日一番心に残ったこと

日本代表の練習が2日目を迎えました。伊藤洋輝は最初のところだけ合流。浅野は最初別メニューでしたが、今日も途中からピッチに出てきて汗を流していました。上田綺世も最初は室内にいて、途中から外に出てきて走っていました。ボールが来たので蹴ろうとしてスタッフから止められている場面もありました。

今日のトレーニングでは中村憲剛、内田篤人の両ロールモデルコーチによるパス回しのドリルの練習もありました。報道陣からは遠いところでの指導だったので、2人がどんな声かけをしていたかわからず残念。その後、名波浩監督のシュート練習と見せかけてパス交換からのフィニッシュまでの流れの確認の練習では、「アダルトチーム」「ヤングチーム」を競わせるゲーム形式にして、盛り上げていました。結果は10-8でアダルトチームの勝利だったのですが、練習の流れの途中でゲームを入れて選手を盛り上げて最後の練習につなげるというのは、なかなかの技でした。

 

この日、盛り上げていたのは菅原由勢。話すときは伏し目がちだったりするので本当の陽キャなのかどうかまだ分かっていないのですが、ものすごく大切な役割を果たしています。

 

——声出てますね

回りが出てないだけじゃないですか。

——いやいや、こういう役は大事でしょ。

いやまあ、そんな意識してるわけじゃないですけど、まあ、盛り上げないとね。盛り上げるっていうか、コミュニケーション大事ですからね。新加入の選手というか初招集の選手も多いんで、やっぱり話さないと、和も深まっていかないし、みんな日本代表に残りたいっていう思いは変わらないと思うんで、それが大事かなと思います。

 

こういう気配りができる選手だから、プレーでもちゃんと人のミスをカバーしてあげられるのでしょう。

 

そして今日一番感動したお話しがこれ。みんなの前でコクられたのかと思いました。あえて誰とも書きませんし、どこでそう思ったのかも書きませんから、読んでみてね!!

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