激闘を終えてホッとしていた選手と厳しく振り返った選手のコメント
J1リーグ第17節、横浜FMvs柏の試合は、オセロゲームのような展開になりました。
13分に横浜FMがPKで先制点を挙げるものの、40分にオウンゴールで同点に追いつかれます。ところが自分のゴールに蹴り込んでしまったエドゥアルドがすぐに正確なロングフィードをエウベルに送り、エウベルが見事なトラップで抜け出すと2点目を挙げました。
ところが後半開始早々、まだボールに触れていないうちにサイドを崩されて同点にされると、73分には身長193センチのフロートにヘディングで決められ逆転されてしまいます。
ところが相手に退場者が出たこともあって渡辺皓太が自由に動き出し、渡辺が相手を引き付けてドリブルすると、意表をついて背後にボールを送ります。そこに現れた水沼宏太がダイレクトで正確なクロスを送ってアンデルソン・ロペスが同点に。
最後はマルコス・ジュニオールのパスがカットされるものの、足を止めずに走っていたマルコス・ジュニオールが再び拾って宮市亮へ。宮市のシュートは相手に当たり、コロコロと転がるとゆっくりゴールへ入っていきました。それからすぐにタイムアップ。死闘はホームチームの勝利に終わっています。
試合後、この日横浜FMで最も走った渡辺皓太と、途中出場でしっかり仕事をした水沼宏太に話を聞きました。
【渡辺皓太】
——激闘でした
いや、疲れました。精神的にもタフに戦えたと思うし、メンタル的に誰も落ちなかったことが勝利につながったのかなと思います。
——前半、柏が渡辺選手を上がらせないように守備していました。ですが同点ゴールは渡辺選手の攻め上がりからでした。何か意識してやってらっしゃったんですか。
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