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パリ五輪を目指すなでしこジャパン 植木理子選手ら22人でウズベキスタンへ 2試合の会場はアンダー年代で多く使用されるJ A Rスタジアム

日本サッカー協会は女子オリンピック サッカートーナメント パリ 2024 アジア2次予選のメンバーを発表しました。FIFA女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド2023からメンバーの発表は1名だけ。怪我が報じられている浜野まいか選手(チェルシー)が外れました。

FIFA女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド2023後に移籍し、ブライトン&ホーヴ・アルビオン戦でヘディングシュートによるW S L初得点を記録した植木理子選手(ウェストハム・ユナイテッド)をはじめ22人でウズベキスタンに向かいます。

池田太監督は、選考理由に関して「短期決戦」を理由に挙げました。「中2日の短期間で行うので、戦術の理解がある程度は進んでいるメンバーでやるのも一つのアイディア」としています。

アジア競技大会メンバーから千葉玲海菜選手(千葉L)

第19回アジア競技大会を優勝した日本女子代表メンバーからの選出に注目が集まりましたが、メンバー入りしたのは千葉玲海菜選手(千葉L)のみ。登録の締め切りが第19回アジア競技大会の前半の日付だったため、活躍を反映するメンバー選考をすることができませんでした。千葉選手はFIFA女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド2023にも出場しています。

GK
山下 杏也加(INAC神戸レオネッサ)
平尾 知佳(アルビレックス新潟レディース)
田中 桃子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)

FP
熊谷 紗希(ASローマ/イタリア)
猶本 光(三菱重工浦和レッズレディース)
田中 美南(INAC神戸レオネッサ)
三宅 史織(INAC神戸レオネッサ)
清水 梨紗(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)
清家 貴子(三菱重工浦和レッズレディース)
守屋 都弥(INAC神戸レオネッサ)
長谷川 唯(マンチェスター・シティ/イングランド)
杉田 妃和(ポートランド・ソーンズFC/アメリカ)
林 穂之香(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)
南 萌華(ASローマ/イタリア)
長野 風花(リバプールFC/イングランド)
千葉 玲海菜(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
植木 理子(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)
宮澤 ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
高橋 はな(三菱重工浦和レッズレディース)
遠藤 純(エンジェル・シティFC/アメリカ)
石川 璃音(三菱重工浦和レッズレディース)
藤野 あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)

なでしこジャパン(日本女子代表)は2023年10月17日(火)から10月22日(日)まで高円宮記念JFA夢フィールドで国内合宿を行います。10月20日(金)から10月22日(日)までの3日間は第19回アジア競技大会で活躍した谷川萌々子選手(JFAアカデミー福島)と古賀塔子選手(JFAアカデミー福島)がトレーニングパートナーとして参加します。

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難しい海外組の国内合宿参加

今回も海外でプレーする選手が数多く選出されました。しかし、その合流日時は未定です。欧州各国のリーグはシーズン開幕直後にあたります。アメリカのN W S Lは逆に大詰めで10月22日(日)からプレーオフに入ります。したがって、多くの選手はウズベキスタン現地での合流となる可能性があります。

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