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「無所属」宮澤ひなた選手ら23人 なでしこジャパンがリブート アルゼンチン女子代表戦メンバーを発表

次の目標はパリ。10月26日(木)からウズベキスタンでセントラル開催される女子オリンピック サッカートーナメント パリ2024アジア2次予選を前に、なでしこジャパン(日本女子代表)は北九州スタジアムで国際親善試合を行います。対戦相手はアルゼンチン女子代表です。

9月23日(土)の試合に先立ちメンバーが発表されました。FIFA女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド2023を終え、最初の代表招集です。この試合から、なでしこジャパン(日本女子代表)はリブート(再起動)。23人で始動します。

FIFA女子ワールドカップのメンバーから外れたのは、第19回アジア競技大会(2022/杭州)日本女子代表に招集された千葉玲海菜選手(千葉L)と浜野まいか選手(ハンマルビーI F)。浜野選手は所属クラブと相談の上、コンディションを重視し、今回の招集を見送りました。スウェーデンでプレーする宝田沙織選手と、アメリカでプレーする三浦成美選手が復帰しています。三浦選手はN W S Lで活躍中。9月2日に行われたN YN JゴッサムF C戦で先制点を決めています。

GK
1  山下 杏也加 (INAC神戸レオネッサ)
21
 平尾 知佳 (アルビレックス新潟レディース)
18
 田中 桃子 (日テレ・東京ヴェルディベレーザ)

FP
4  熊谷 紗希 (ASローマ/イタリア)
8
 猶本 光 (三菱重工浦和レッズレディース)
11
 田中 美南 (INAC神戸レオネッサ)
5
 三宅 史織 (INAC神戸レオネッサ)
2
 清水 梨紗 (ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)
17
 清家 貴子 (三菱重工浦和レッズレディース)
19
 守屋 都弥 (INAC神戸レオネッサ)
14
 長谷川 唯 (マンチェスター・シティ/イングランド)
6
 杉田 妃和 (ポートランド・ソーンズFC/アメリカ)
16
 林 穂之香 (ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)
3
 南 萌華 (ASローマ/イタリア)
10
 長野 風花 (リバプールFC/イングランド)
20
 三浦 成美 (ノースカロライナ・カレッジ/アメリカ)
9
 植木 理子 (日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
7
 宮澤 ひなた (無所属)
22
 宝田 沙織 (リンシェーピングFC/スウェーデン)
12
 高橋 はな (三菱重工浦和レッズレディース)
13
 遠藤 純 (エンジェル・シティFC/アメリカ)
23
 石川 璃音 (三菱重工浦和レッズレディース)
15
 藤野 あおば (日テレ・東京ヴェルディベレーザ)

短期間の準備で10月のアジア2次予選に向かう

女子オリンピック サッカートーナメント パリ2024アジア2次予選の前の実戦機会は一度きりとなるため、国際親善試合に加えて、北九州市内でのトレーニングマッチも行います。今回のメンバー選出について池田太監督は、このように話しました。

「ワールドカップが終わり(準備)期間は短いので、チームを(崩して)作るよりも、しっかりとこの短期間でやれていたことやれてなかったことを整理してアルゼンチン戦に向かう。そして、10月のアジア2次予選に向かいます。」

準々決勝に進出し躍進したなでしこジャパン(日本女子代表)ですが、パリへの道は楽観視できるものではありません。アジア地区の出場枠はわずかに2。組み合わせによっては、FIFA女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド2023で準決勝に進出したオーストラリア女子代表や、しばらくは国際舞台から離れている北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)女子代表と最終予選を戦わなければなりません。しかも、最終予選はホーム&アウェイの直接対決のみ。厳しい戦いが待ち受けています(3グループで行われる2次予選の2位最高成績チームにより組み合わせが変わります)。

池田太監督

アルゼンチン女子代表は適切な対戦相手

日本サッカー協会 女子委員長の佐々木則夫さんによると、アルゼンチン女子代表の実力は「韓国、中国のレベルに達していると確認が取れていました。非常にタイプ的には『韓国さん』に似ています。」とのこと。

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