大和シルフィードがなでしこリーグ1部残留に一歩前進(無料記事)
2021プレナスなでしこリーグ1部2部入替戦 第1節が2021年10月31日にアースケア敷島サッカー・ラグビー場で行われました。1部の 大和シルフィードが1−0で2部のバニーズ群馬FCホワイトスターを下し、残留に一歩前進しました。得点者は小針舞夏選手。サイドからのシュートでゴールキーパーの頭上を抜き、逆のサイドネットを揺らしました。敗れたバニーズ群馬FCホワイトスターは、大和シルフィードの強いフィジカルコンタクトに対応できず、なかなか持ち味を発揮できませんでした。
再三にわたる、左サイドからの突破でチャンスを演出した長瀬あゆ選手は、次のように話しています。
「1部残留をするために、アウェイでの大事な一戦でした。結果とし
得点差以上の実力差を感じさせる1−0でしたが、勝利した大和シルフィードの選手たちの表情は固く、この試合がまだ前半戦(第1戦)しか終わっていないことを再認識させられました。一方、バニーズ群馬FCホワイトスターの野田朱美監督は、試合終了直後にピッチ脇でアツい指導。良かったところ、良くなかったところを丁寧に選手に説明していました。

野田朱美監督(右)
第2戦は11月7日に神奈川県立保土ヶ谷公園サッカー場で開催されます。アウェイでの勝利のアドバンテージを得た大和シルフィードが逃げ切るか、1週間でバニーズ群馬FCホワイトスターが対策を講じて挽回するか、来シーズンになでしこリーグ1部で戦う権利を賭けた決戦に注目です。
WE Love 女子サッカーマガジンでは、第2戦後に、関係者の証言を交えて2021プレナスなでしこリーグ1部2部入替戦のレポート記事を掲載予定です。
(2021年11月1日 石井和裕)

ベレーザのチームメイトとの再会。大和シルフィードの小野寺志保コーチとバニーズ群馬FCホワイトスターの野田朱美監督

バニーズ群馬FCホワイトスターのサポーター