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開幕24時間前!「銀河連邦クラシコ」をマイ仙台、N相模原の両社長が語る 2021−22 Yogibo  WEリーグ開幕前日記者会見

2021年9月12日は2021−22 Yogibo  WEリーグ開幕の日。そして、毛利衛宇宙飛行士が日本人で初めてスペースシャトルで宇宙へ飛び立った「宇宙の日」とされています。マイナビ仙台レディースとノジマステラ神奈川相模原との対戦は、それにちなんで「銀河連邦クラシコ」と呼ばれることになりました。両チームは宇宙で結ばれているからです。マイナビ仙台レディースのある宮城県には角田市、ノジマステラ神奈川相模原のある神奈川県には相模原市にJAXA(宇宙航空研究開発機構)の研究施設があります。七夕祭りで有名な仙台市がホームタウンのマイナビ仙台レディースのエンブレムとユニフォームには星が描かれ、ノジマステラ神奈川相模原のチーム名「ステラ」は一番星です。

歴史的な開幕の前日に、2021−22 Yogibo  WEリーグ開幕前日記者会見が開催されました。両チームから、第一部は社長、第二部は監督、第三部はキャプテンが出席する珍しい三部構成。

#女子サカマガ では第一部の社長会見を中心にお伝えします。

人が育つ過程をWEリーグで見てほしい(マイ仙台)

緊張した面持ちのマイナビ仙台レディースの代表取締役社長 粟井俊介さんの挨拶から記者会見は始まりました。

実は、マイナビ仙台レディースとしてユアテックスタジアム仙台で試合をするのは初めて。ホームスタジアムで正真正銘のチームお披露目となります。粟井さんは「引き締まった気持ちで開幕を迎える」そうです。「アマチュア時代から変わった姿を見ていただきたい」という言葉に力を込めました。「日本で一番人が育つクラブへ」というコンセプトを掲げたマイナビ仙台レディースは、果てしない成長を志向しています。現状に満足せず努力し続けるクラブになろうとしています。粟井さんは「人が育つ過程をWEリーグで見てほしい」と言います。

残念ながら、COVID―19(新型コロナウイルス感染症)の影響で、観客数上限5千人には届かない見込みの開幕戦となりましたが、来場を予定されている方からはご期待の手応えを感じるとのこと。

最後まで諦めない基本姿勢(N相模原)

株式会社ノジマステラスポーツクラブ、代表取締役並びにクラブ代表の深井正吉さんは「エンジョイの姿勢を発信したい」と言います。最後まで諦めない基本姿勢を通して、愛されるチームを目指しています。両社長は、対戦相手のクラブに、どのような印象をお持ちでしょうか。筆者は、なかなかお聞きすることができない、対戦相手となるクラブの印象を質問させていただきました。

深井(N相模原)—マイナビ仙台レディースは、いち早く全員がプロ契約し、しっかりと準備をされてきました。新監督を迎えられて、チームも仕上がっているとお聞きしています。とても手強いチームだと思っています。

ノジマステラ神奈川相模原のユニフォーム

粟井(マイ仙台)–「宇宙」と言うキーワードで結ばれたチーム同士の縁を感じています。

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