なぜサンフレッチェ広島の強烈なハイプレスは破綻しないのか?【柏と広島が上位戦線を面白くする➀】
今週のJラボは上位戦線を盛り上げる柏と広島の一戦を2回に分けて総括。それぞれに異なるチームスタイルとストロングポイントを深堀します。
いま、位戦線が面白い。シーソーゲームを広島が制す
横浜F・マリノス、川崎フロンターレを追う第二グループ、柏レイソルとサンフレッチェ広島の対決が第25節でありました。延期試合があるので現時点の順位はアレですが、セレッソ大阪、鹿島アントラーズとともに3位争いのチーム同士という位置づけでしょうか。
3-2のスコアどおりのがっぷり四つでした。ボール支配は広島ですが、柏は堅守速攻型なのでポゼッションはさほど問題ではありません。チャンスの数ではむしろ上回っていたかもしれませんね。
試合は4分に野津田岳人のFKをナッシム・ベン・カリファが頭で合わせて広島が先制。しかし41分に武藤雄樹が決めて柏が追いつきます。後半に入って48分、荒木隼人のオウンゴールで柏が逆転に成功。しかし、62分の松本泰志のミドルと藤井智也のゴール(67分)で広島が3-2で競り勝っております。
整理されてきた強烈なハイプレスと縦に早い攻撃
広島はハイプレスが整理されてきましたね。満田誠、森島司の2シャドーのチェイシングがかなり凄い。
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