【週刊鳥栖ラボ】難敵・柏を圧倒した鳥栖の「らしさ」。なぜ鳥栖は走り勝てるのか?
週に一度の鳥栖ラボ、今週は柏戦の分析。巧妙に鳥栖攻略法を講じてきた強敵・柏を見事に撃破した鳥栖。4得点大勝の要因はどこにあるのか? ゲームから見える鳥栖の「らしさ」を読み解いていく。
4ゴールで6位浮上。鳥栖は得点できれば順位は上がる
柏レイソルとの第10節、サガン鳥栖はアウェイで4-1の勝利。6位に浮上しています。
小野裕二がCFで先発、2シャドーが本田風智、堀米勇輝という組み合わせでした。先制点は26分、ジエゴのロングスローをニアで福田晃斗が頭でフリックし、ゴール正面でフリーになっていた本田がヘディングでゲットします。45分には右サイドのFKを小野が蹴り、GKとDFの間を絶妙に抜けてきたところを田代雅也が押し込んで2-0で折り返し。ロングスローワーにジエゴと藤田直之がいて、FKは小野の精度がこの試合で実を結んでいます。セットプレーで得点できるのは強みになりそうです。
後半に入って55分に細谷真大に1点返され2-1。しかし64分に小野→本田とつないで福田がダイレクトミドルを叩き込んで3-1。83分には福田の逆サイドへのクロスから飯野七聖が合わせて4-1とダメ押し。
失点は少ないので、これだけ得点できれば順位はさらに上がるでしょう。
合理的なプレースタイルの激突も……「鳥栖らしさ」が圧勝の要因
対戦した柏レイソルとはプレースタイルがある意味対照的だったと思います。
(残り 1904文字/全文: 2489文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ