西部謙司 フットボール・ラボ

サガン鳥栖の歩む道はEUROに通ず。現代サッカーにおけるチーム作りのスタンダードを読み解く【J視点で見るユーロ2020】

いよいよEUROが開幕。欧州最高峰の舞台で見られるサッカーは、日本代表、Jリーグと相通じる部分も多い。EUROに見る、現代サッカーにおけるチーム作りのスタンダードとは?

真逆のはずが似ているイタリアとイングランド。EUROと鳥栖に見るモダンなチーム作りの共通点 

今回は開幕したユーロの戦術についてです。Jリーグと関係ないだろ! と思われるかもしれませんが、けっこうそうでもないのでお付き合いください。

まだ始まったばかりで一巡もしていないのですが、強豪国のプレースタイルはだいたい似た感じになっています。ポジショナル・プレーはもはや常識。その中でそれぞれの事情でパッチワークになっているのが面白いなと思っています。

ユーロに限らずですが、代表チームは自国リーグが強力でほぼリーグ選抜の編成になっているチームと、そうではなくて各国リーグでプレーしている選手を集結させて編成するチームに大別できます。

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