ポゼッションだけ…ハイプレスだけ…では勝てなそうな今季のJ１。優勝の「必修科目」とは？【2021年の戦術トレンド大予測】

2021年02月13日 12時10分　
カテゴリ： コラム
タグ : pickup • ヴィッセル神戸 • ガンバ大阪 • 名古屋グランパス • 川崎フロンターレ • 横浜Ｆ・マリノス • 湘南ベルマーレ

新シーズンはどんな戦術が主流になり、流行するのか。また新たな潮流は生まれるのか。西部謙司がシリーズで2021年のJ１の戦術傾向と対策をうらないます。初回は優勝争う上での必修科目となりそうな戦術にフォーカスします。

ポゼッション＋ハイプレスはJ１で優勝争いするなら“必修科目”に 。ベースがあるのはあの４クラブ

今季のＪ１の戦術がどんな感じになりそうなのか、というテーマは以前にも取り上げましたが、もう少し細かくやってみようと思います。

ヨーロッパのリーグ戦を見ていると、もうだいたい流れは決まっているように思います。基本的にはボールポゼッションとハイプレスの組み合わせですね。2008年のバルセロナからの流れが、ここにきて加速してきたというか普及してきた感じがします。Ｊ１もおそらくこの流れの中にいるので、傾向としては同じではないでしょうか。

もちろんヨーロッパのサッカーも一色ではありません。Ｊ１もいろいろなスタイルがあります。ただし、優勝を争うようなチームとなるとポゼッション＋ハイプレスになるのではないかと。

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