この舞台で自分で決めて帰りたいっていう気持ちが高ぶって。(東小沢FCバンビーナ キャプテン #14 石﨑紗奈 )[全日本女子関東大会]
闘争心おうせいなキャプテン、石﨑紗奈。
2024年1月8日(月・祝)富士見総合体育館
(PHOTO・なか、TEXT・山下浩正)
東京都第3代表の資格で出場した府中アスレティックFCレディース。
茨城県代表として出場した東小沢FCバンビーナ。
JFA 第20回全日本女子フットサル選手権大会 関東大会 1回戦
東小沢FCバンビーナ 1-11 府中アスレティックFCレディース
[得点経過]
0-1 4分 府中 #15 石井さくら
0-2 6分 府中 #15 石井さくら
0-3 6分 府中 #15 石井さくら
0-4 6分 府中 #14 幹戸萌
0-5 8分 府中 #19 冨永ありさ
0-6 18分 府中 #7 鹿森翼
0-7 19分 府中 #6 中後碧
0-8 20分 府中 #23 正岡はな
1-8 20分 東小沢 #18 渋谷瑠南
1-9 26分 府中 #19 冨永ありさ
1-10 26分 府中 #23 正岡はな
1-11 28分 府中 #9 澤田紗希
大会2日目の第1試合 茨城県代表の東小沢FCバンビーナが2年連続で出場したがまたしても初戦に大差で敗れた。それでもキャプテンの石﨑紗奈選手は、球際で負けていた去年に比べて内容がよかったと前を向いた。試合では後半自らポジションを前目に移し積極的にゴールを狙いにいく姿勢が間違いなくチームに刺激を与えていた。そんなキャプテンに試合の振り返り、茨城県リーグの実情などを聞いた。
前半キャプテンは自らバランスを取るために後ろ目のポジションでプレーした。
ポジションはどこであれ球際に厳しくいくプレースタイルはチーム全体に強い影響を与えた。
4分にこの試合の先制点を決めたのはアスレ#15石井さくら。この後も2連続ゴールを決め立ち上がりからハットトリックを達成した。
中学生主体のチーム
Pivo! お疲れ様です。今の気持ちを聞かせてください。
石﨑 関東という舞台で、まぁ、結構大差で負けてしまってはいたんですけど、いい経験をさせてもらえたなと思います。
Pivo! その経験をチームに、あるいはリーグに落とし込んでいくにあたって具体的にはどんなことを考えている?
石﨑 個人個人の技術が負けるのはもちろんなんですけど、まだ選手同士で話し合う機会が少ないチームなので、みんなでいい合いとかも含めてしゃべれるようなチームになれたらなぁと思います。
Pivo! なるほど。コミュニケーションをもっと深めてチームの連携を高めるっていうこと。
石﨑 はい。
Pivo! 茨城県リーグの実情について聞きたい。リーグは何チームで展開しているのか。
石﨑 3チームなんです。
Pivo! 率直にいって3チームではライバルが少ないために技を磨くのには難しいものがあるのではないか。
石﨑 そうですね、やっぱ、茨城で1位で上がってきても関東にいくといつも初戦で大差で負けてしまうんで。茨城背負ってきたからにはもっと頑張らないとなと思います。
Pivo! 東小沢というのはどんなチーム?
中学生なしでは試合が成立しないという東小沢の中でも目立つ活躍を見せた中学生、#7大津翠選手。
#8三輪琴音、#10立原紗耶の中学生コンビが相手ゴール前を脅かす。
三輪はゴールを決められず天を仰ぐ。
石﨑 中学生がメインのチームなんです。大人の選手が少ないチームなんで中学生の手を借りないと試合が成り立たないというくらい人数が少ないので。
Pivo! 背番号でいうと中学生は何番あたり?
石﨑 10番。あ、7番、8番とか、ひとけたの番号とかは主に中学生ですね。
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