バイラ時代は出るキーパーだったが出ずに待つ、セグンドへの意識を持つことをGKコーチに教えていただいて上達できた!(ヴィエントFC #1小川まな美)[全日本女子関東大会]
長男の稜真くん(6歳)と、がんちゃんこと小川まな美選手。目の中に入れても痛くないかわいい存在だ。
2024年1月7日(日)富士見総合体育館
(PHOTO・なか・山下浩正、TEXT・山下浩正)
東京都大会で優勝し東京都第1代表として出場したCAFURINGA BOYS 東久留米。
関東女子フットサルリーグ前年度1位チームの資格で出場したヴィエントFC。
ヴィエントが1回戦で惜敗した。中でも悔しい思いをしたのはゴレイラの小川まな美だろう。「無失点でいきたかった」という彼女に胸の内を聞いた。
JFA 第20回全日本女子フットサル選手権大会 関東大会 1回戦
ヴィエントFC 1-1(PK3-4) CAFURINGA BOYS 東久留米
[得点経過]
0-1 2分 カフリンガ #8 中村みづき
1-1 12分 ヴィエント #7 江刺亜摘
(15分ハーフ)
PK戦 1 2 3 4 5
カフリンガ #49 ○ #8 ○ #6 ○ #7 ○ #15 ×
ヴィエント #8○ #15 ○ #7 × #25 ○ #22 ×
スローに備えて前線の選手に動きの指示をする小川。
相手セットプレーをセーブする。
自ら課題にあげるスロー。なかなか前線の選手に収まらないという。
ハーフタイムに気合を入れ直す。
ピヴォに入れてくるロングボールをパンチングではね返す。
ブラインドになる相手選手の動きを見抜く力がついてきた。
ニアを気にしすぎてファーに撃たれる弱点を克服
Pivo! お疲れ様でした。
奮闘したにもかかわらず残念な結果に終わったが、今の気持ちを。
小川 今の気持ちですか、そうですねぇ、う~ん、無失点でいきたかったな! っていうところですかね。やっぱ、8番がキーマンで、向こうのね。
Pivo! 今年の関東リーグMVPだ。
小川 そうそうそう。なんですよね。あの人に持たせたときに一発で抜かれてフリーで撃たれた。去年の関東リーグでも1試合で2、3点獲られて負けたんで。注意してたんですけども、やっぱりやられてしまったなっていうところがあって。でもその後からは対策としてディフェンスもきっちり寄せたりとか、まぁ、一発で行かないっていう意識もきちんとあって。で、わたしもまぁ結構、ま、カフリンガは、キーパーのわたしの前に入ってきたりだとか。
Pivo! そうだった、で、1-1になって2、3回撃たれたが止めている。
小川 止めました! 前回は壁で見えなくて、それでポジションがずれて入ってしまったこともあったので。
Pivo! 前回っていうのはリーグ戦の話?
小川 リーグ戦の中でのこと。ありましたねそういうのが。なのでそれを意識して練習をして、で、今回改善できたのかなというのが印象ですかね。
Pivo! 今回カフリンガは高い位置を取って攻めてきた、それをしっかり止めたということだよね。
小川 うん、それはよかったなと、はい。最終ラインでいかに失点を防ぐかっていうのがわたしの役目なので。
Pivo! そのためにどんな対策をとったのか?
小川 対策は、そうですね、わたしはいつも体重移動が焦ったりすると、フラットじゃなくて、それで逆突かれて入ってしまうとかあったので。
Pivo! 体重移動が大きかったわけね?
小川 そうですね。結構こっち、ニアを気にしすぎてニアに体重乗ってしまってファーに撃たれて入ってしまうとか、っていうのがあったので。基本的にはポジショニング、フラットで、どちらでも迎え入れられるようにっていうふうにして、気をつけてっていうのを常に意識して練習して。
Pivo! それが成果をあげたと。
小川 そうですね、今回に関しては。後は近い位置でいかにキッカーを見られる位置にいられるか。これまではキッカーが壁で見えないことが多かったので。透き間をぬって見えるようにする練習もしてました。壁があってキッカー見えないという中でシュート撃ってもらって、それに対して反応できるようにしていきました。
Pivo! それはいつごろのこと?
小川 もうでも今回に限ってじゃなくて、リーグの中盤ぐらいで結構壁で見えないことがあったので、そこでやってましたね。
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