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カウンターのうまいチームに対応できる選手はうちには少ない。(バジェーナブランカ城北レディース 川﨑康裕監督)[関東女子第11節]

カウンターから見事な同点ゴールを決めた#5飯田(青ユニ中央)を挟んで笑顔がはじける城北。

 

2023年11月4日(土)北区滝野川体育館
(PHOTO、まとめ・山下浩正)

 

ホームだし、次節(最終節)に逆転優勝するためにも絶対に負けられない試合を迎えたバジェーナブランカ城北レディース。

 

最終節に勝利し目標の3位入賞を果たすためにこちらも絶対に負けられないカフリンガボーイズ東久留米。

 

第14回関東女子フットサルリーグ2023 第11節
カフリンガボーイズ東久留米 3-2 バジェーナブランカ城北レディース
[得点経過]
1-0 03分54秒 カフリンガ #11 加藤美久 
1-1 06分25秒 城北 #15 飯田若奈
2-1 11分17秒 カフリンガ #8 中村みづき
3-1 17分49秒 カフリンガ #4 鎌倉彩
3-2 18分38秒 城北 #11 高橋海友    

 

試合中、選手の気迫を推し量る城北 川﨑康裕監督。

 

負ければ優勝戦線から脱落

第11節を迎えて依然、上位5チームに優勝の可能性があるが、自力優勝の目を残しているのは浦安のみ。その浦安に勝ち点2差で2位につけているのがビークス。残り2試合に連勝したうえで万一浦安がコケれば優勝が転がり込む。3位 タパジーダ、4位 カフリンガ 、5位 城北も条件は一緒、いずれも他力本願だが優勝の目は残されている。その5チームのうち生き残りを懸けた直接対決を迎えたのがカフリンガvs.城北の一戦。どちらも負ければ優勝戦線から脱落する。果たして勝つのはどちらか。
当サイトは今節も城北 川﨑監督にインタビューを申し込んだ。ホーム 滝野川体育館にファン・サポーターが大挙して押しかけた中、結論を先に言うと同監督は回答とともにこんなメッセージを添えてきた。「勝って回答したかったです」。無念の思いがあふれる振り返りをお届けする。

 

試合開始と同時に2階席に大挙押しかけた城北のファン・サポーター。試合が進むにつれさらに増え最終的に160人に達した。

 

城北 飯田、好守備からのゴール

Pivo!  お互いが全力を出し切った試合に会場は大盛り上がり。こんなに大歓声で沸いた滝野川を初めて見た。結果はホームの城北が詰めかけたファン・サポーターの期待に応えられない結果となってしまったが、監督としてこの悔しい結果をどう総括しているか。

川﨑  悔しい限りです。この敗戦で優勝はなくなりました。あれだけの声援の中結果を出せなかったのは監督の全責任です。選手たちは最後まであきらめずに頑張ってくれていました。

Pivo!  試合はバチバチの“殴り合い”となった。

(残り 2424文字/全文: 3508文字)

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