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無料記事[Fリーグ2016/2017第12節]エスポラーダ北海道・小野寺隆彦監督「全体的にいらないファウルが自分たちの首を絞めてしまった」(2016/8/31)

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第12節
エスポラーダ北海道 3-4 バルドラール浦安
2016年8月27日(土)  テバオーシャンアリーナ 観客数:780人
[得点経過]
0-1 12分25秒 浦安 27 チェス
1-1 16分40秒 北海道 17 水上玄太
2-1 20分21秒 北海道 17 水上玄太
2-2 27分33秒 浦安 7 中島孝
3-2 31分58秒 北海道 2 高山剛寛
3-3 32分26秒 浦安 11 宮崎岳
3-4 37分47秒 浦安 18 小野大輔 ※第2PK

 


水上玄太選手は前節の1ゴールに続き、今節も2ゴールを決める。名古屋セントラル2戦で3ゴール。今シーズン12ゴールで得点ランキング第1位タイ。大事なところで決めてくれるあたり、本当に頼りになる存在である。

 


高山キャプテンのゴールもあったが、エスポラーダ北海道(以下北海道)はシーソーゲームを制することはできない。

 

最後にバルドラール浦安の小野選手に試合終了2分前に第2PKを決められてしまい、その後、無情にもブザーは鳴り、北海道は痛い黒星を喫する。
「6個目を取った選手がどうのこうのでなくて、全体的にいらないファウルが自分たちの首を絞めてしまったと思っています」という小野寺監督の冷静な言葉は人柄のよさも改めて垣間見ることができる。
結果、北海道は名古屋セントラルの成績は1勝1敗という結果となり、順位は8位となった。
9/3の小田原セントラルはシュライカー大阪との対戦となる。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

以下は小野寺隆彦監督高山剛寛選手の記者会見と質疑応答。

試合を振り返って。

小野寺隆彦監督
「非常に悔しい敗戦だなというゲームの流れでした。一時はしっかり逆転することもできましたし、内容的には2日連続の中では頑張ってくれたのかなと思います。ただ、要所で獲っては獲られということに関しては詰めの甘さがあったり、第2PKがきっかけとなり逆転はされてしまいましたが、第2PKのところも不用意なファウルが重なった結果のことなので。6個目を取った選手がどうのこうのでなくて、全体的にいらないファウルが自分たちの首を絞めてしまったと思っています。けど、それでもチームが少しずつよくなっている手応えもあります。できれば、この名古屋セントラルで2連勝して、次の小田原セントラルに臨みたかったですが、気持ちを切り替えて小田原セントラルでまたいい結果が出せるように頑張っていきたいと思います」

 

高山剛寛選手
「どちらに転んでもおかしくないゲームだったと思いますが、最後はやはり1対1の差が出たかなと思います。そういう部分で、もっと強い気持ちを持って、目の前の相手に負けない。そういう気持ちを持って戦っていかないとこの先、また同じような結果になってしまうと思いますので、そういうところを、次のセントラルに向けて、この1週間で修正して、次はまた勝てるように頑張っていきたいと思います。本日はありがとうございます」

 

以下は質疑応答となる。

Q:2連戦にあたり、バルドラール浦安は初出場の(外国人)選手が2人いました。難しかった部分はありましたか?

小野寺:2人はスペインから来てスカウティングができない状況でした。まだチームにフィットしているかどうかというと、まだしていないだろうなと読んではいましたが、やはり経験値がある選手、ケニー選手と聞いていました。サイドから仕掛けてくるところは脅威でした。これからきっともっともっと連携を深めていくと思うので後半戦に向けては非常にキーマンになってくると思います。なんとかしのぎきった。僕たちからするとギリギリしのいだというレベルの感じです。

Q:よくなった部分というのは具体的にどのあたりでしょうか?

小野寺:選手の動きも含めて、ボールが縦に動いたり、ボールがないところ、フリーランの質ですとか、少しずつ、開幕戦・序盤戦よりはよくなってきていてボールを運べるようになって来たのが1つ。それと、ケガ人が戻って来たというのも1つかなと思っています。

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