U-23アジアカップとスウェーデンのお話し
25日に開催されたU-23アジアカップで日本はカタールを4-2で破り、準決勝に進出しました。ここから次の1勝がどういう形で生まれるかによって、日本のパリ五輪行きが決まります。いや、パリ五輪に行けるかどうかが決まります。
試合のターニングポイントは、41分のGKユスフ・アブドゥラーが退場になった場面なので間違いありません。最近は故意でなくとも他の選手をケガさせるようなプレーは反則となり、その程度によって退場までがあり得ます。
ただ、そこから先は予想と違いました。これまで中東の人たちと接してきて感じているのは諦めのよさです。非常に合理的というか、不利とみるとたちまち戦意を喪失するという姿を見てきました。ですが1人少ないながら同点、逆転ゴールを決め、延長戦にまで持ち込んだのには変化を感じました。
もっともこれがカタールにとってホームゲームだったからかもしれません。それでも疲労困憊の中で最後まで粘ろうとしていた姿は、中東の強国の一つになったというプライドを感じさせるものでした。
ところで、このU-23アジアカップを見ていて、たぶんみなさんも思っていらっしゃることでしょう。
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