森マガ

J2リーグも終わったことだから町田について言っておきたいことがある

J2リーグもレギュラーシーズンが終わりました。これで来シーズンまでもうあまりFC町田ゼルビアの練習場に通うことはないでしょうから、この際、言っておきたいことがあります。

今年、町田の広報は運営部長も兼任するとんでもない業務量の岡田敏郎部長(一番右)を除いて、新人3人が業務を担当しました。一番左の篠崎友さん、中央左の西村実紅さん、そしてシーズン途中に転職してきた中央右の相馬絢子さん。

正直、この体制でよく、首位を走り、昇格を決め、優勝までしたチームの広報を務めたと思います。みんないきなりの激務だっただろうことは、メールの返信時間だったり会ったときの表情だったりで察することができました。

だけど、誰一人笑顔を絶やさず接してくれました。取材に行く度に記者室に顔を出してニーズを聞いてくれたのもありがたいものでした。また、こちらの提案、たとえば取材に来た報道陣には首からぶら下げる取材許可証を作ったほうがいいのではないか、と言うのを出すと、次に行ったときにはもう用意されていたし、スタジアムの案内ボードの位置を変更したほうがいいのではないか、というリクエストにも即座に対応してもらいました。ちゃんと向かい合ってくれているとうれしく過ごせました。

本当を言うと、僕は広報のみなさんにかなりストレスを与えたと思っています。初めて練習取材に行ったときは取材エリアが分からずすぐに西村さんに怒られましたし、ロングインタビューやロングコメントの確認をお願いしたときは相馬さんの赤入れにすごく反論しましたし、篠崎さんが監督の囲み会見をセットしたときは、いつもながら話し込んでしまって時間が押して焦らせてしまいましたし。

ブラウブリッツ秋田とのアウェイ戦の日程が決まって、秋田が出したリリースに対するコメントを取りたかったときも困らせてしまいました。試合後のミックスゾーンが終わった後に岡田部長に来てもらって、その場での原靖フットボールダイレクターの対応もセットアップしてもらいました。

新人3人さん、本当にありがとうございました。あなた方は素晴らしかった。そしてそうやって新人をちゃんと育てた岡田部長は、これまた素晴らしすぎました。岡田部長は思ったことをグイグイ言ってくるけれど、でもそれが建設的な方向にちゃんと向いてくれたと思います。いろんな考え方を聞かせてもらえてとても勉強になりました。シーズン途中で言うと、何か裏心があるように思われてしまうから、今、書いておきます。

来年はJ1だから、もっと忙しくなるでしょうね。みなさん、すごいクイックレスポンスですけど、忙しかったらもう一拍おいても大丈夫ですからね。

そう言えば、記者室で「取材に行くたびに、広報から『また来てくださいね』というメールが来るのはすごい」という話をしたら、他の報道陣から「そんなメールはもらっていない」と教えてもらいました。僕にだけ送ってもらえる理由? チョロいからだよ!!!

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