なぜFC東京と広島の新スタイルは機能不全に陥ったのか? ポゼッションvsハイプレスにひそむ“魔物”
新監督を迎え、新たなスタイルへのモデルチェンジを目指すチーム同士の戦いとなったFC東京対サンフレッチェ広島。互いの改革の前途はどんな見通しなのか、占っていく。
ポゼッション志向もビルドアップに課題山積のFC東京、ハイプレス志向も縦に早くない広島
第4節は新しい旗を立てた2チームの対戦がありました。FC東京はアルベル新監督の下、ポジショナルプレーに舵を切っています。対するサンフレッチェ広島はこの試合からスキッベ監督が合流、ドイツ式のハイプレスと縦に速い攻撃を掲げています。
対決の構図としてはポゼッションvsハイプレスなのでしょうが、実際のところそうでもありませんでした。むしろ互いのやりたいことが逆になっていたかもしれません。
まず、FC東京は自陣からのビルドアップが上手く機能していませんでした。
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