王道のCF、デンマークより来たる。浦和の新加入FWユンカーに漂う大物の予感【新助っ人査定】
新加入の外国籍選手が続々合流して、いよいよ多士済々の様相を呈するJリーグ。早速、活躍する新助っ人を俯瞰するとともに、今回は浦和に舞い降りた貴公子に注目した。「ロビン・ファン・ペルシが好き」と公言する期待の新戦力の実力とは?
各チームに外国籍選手が出揃う 。その実力は?
第13節ですが、ようやく開幕という感じでしょうか。というのも、今季はコロナ禍ということで新加入の外国籍選手の合流が遅れていましたからね。徳島ヴォルティスなんか、監督(ポヤトス)が来日できていなかったぐらいで。
これからようやくJリーグとチームに馴染んでいく段階になるわけですが、いきなり出てきて活躍している選手もいます。さすが助っ人。
第12節ではアビスパ福岡のジョン・マリが反転ボレーを叩き込んでいますし、ここはジョルディ・クルークスが右MFのポジションに収まっています。Jではわりと珍しいベルギー人、左利きの右サイド。技術はあるし守備もしっかりやるチームマンという感じ。ただ、外国籍選手はむしろ個人技が際立つタイプが多く、チームもそれで違いを作ってくれることを期待している場合が多いでしょう。
サガン鳥栖のドゥンガは昨季まで柏レイソルにいたオルンガみたいなタイプでしょうかね。長身でリーチがあってパワーもありそう。味方も特徴をつかんでいるせいか、けっこうドゥンガにラフなボールも入れていました。とりあえずそこへ渡せば何かやってくれそうという外国籍選手らしいストライカーでしょう。
ヴィッセル神戸に来たリンコンは期待が大きいようですし、横浜F・マリノスのエウベルはすっかり馴染んで活躍中です。エリキもそうでしたが、速くて上手いFWを確実に獲ってくるのはさすがです。
というわけで、今回は浦和レッズに急遽移籍してきたキャスパー・ユンカーに注目してみました。すでにナビスコカップに出ていますが、J1初出場のベガルタ仙台戦では先制点をゲットして期待に応えております。
浦和にはいい補強になる予感
浦和は4-2-3-1、ユンカーはもちろんトップです。
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