オルンガを手放しで絶賛してはいけない。日本人の大型FW不在問題を考える【Jラボ】
J1の得点ランキングには外国籍選手がずらりと並ぶ。世界的にも大型FWが標準になるなか、日本はこのままでいいのだろうか? 決してサイズが大きいだけではない外国籍選手との彼我の差をどう考えるべきか。決して放置してはいけない、日本人の大型FW不在を読み解いていく。
なぜオルンガの対策は難しいのか?
前倒しの第30節、柏レイソルが3-1とFC東京に快勝しております。このカードはルヴァンカップ決勝の前哨戦でもありました。FC東京はこの試合とルヴァン決勝で、多少メンバーも変わってくるでしょうから、どこまで参考になるかはわかりませんが。
オルンガの得点はありませんでしたが、アシストが2つ。いずれもクリスティアーノへの丁寧なラストパスでした。クリスティアーノの復活は大きいですね。復帰直後は「あれ?」という感じで体も重そうでしたが、これで波に乗れるのではないでしょうか。
ところで、オルンガは24試合で23点とっています。ダントツの得点王レースのトップ。川崎フロンターレの優勝とオルンガの得点王は決まりでしょう。
オルンガの凄さについては改めて記すまでもないのですが、相手守備陣にとっては対策を打ちにくいということが大きいかと思います。
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