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負けに等しいゲームだった! (城北レディース 川﨑康裕監督)[関東女子第10節]

2-2とする同点ゴールを決めキャプテン#2木村の祝福を受ける#11高橋。引き分けとする貴重なゴールで気運は一気に高まった。

 

2021年10月24日(日) 常総市水海道総合体育館  
(PHOTO、まとめ 山下浩正)

 

第12回関東女子フットサルリーグ2021 第10節
バジェーナブランカ城北レディース 2-2 カフリンガボーイズ東久留米
0-1 00分21秒 カフリンガ #4 鎌倉彩
1-1 00分51秒 城北 #3 中西美友
1-2 03分15秒 カフリンガ #49 小栗麻緒
2-2 25分10秒 城北 #11 高橋海友

 

3戦全勝と順調に来ていたのに…

コロナ禍で激動する関東女子リーグ。8、9月の開催中止試合数との関係でチームごとの最終消化試合数にばらつきが出る今季、最終順位をどうつけるのかを僕は「緊急報告」という形で記事にした。その中でリーグ終盤、ランク下位との4試合を残すバジェーナブランカ城北レディースは優勝争いのトップに急浮上する可能性大と書いた。断然有利だと。だがその城北がつまずいた。相手は前節まで1勝1分け3敗・勝ち点4で7位のカフリンガボーイズ東久留米。

城北はチーム初の全勝へ持てるすべてを出して戦い第9節までの3試合を順調に消化した。だが今節で大きくつまずく。それはなぜ起こったのか、そのことから質問した。城北を応援する一人として厳しい問いかけであることは承知している。傷口に塩をすり込む行為に似ているといわれても仕方ない。思い悩んだ末の質問だが、川監督は避けることなく真っ向から受け止めて回答してくれた。

 

 

カフリンガボーイズ東久留米。5試合を消化して7位と低迷している。

 

 

バジェーナブランカ城北レディース。前節まで3戦全勝と順調だった。

 

 

康裕監督(かわさき やすひろ)監督

 

引き分けに終わったことをポジティブに考えている

Pivo! いろいろ聞きたいことはある。だが、すべて今節の結果に質問は集約される。ここを避けては通れない、なので、この事実から聞く。ドローに終わり勝ち点1を分け合う結果になったがこれは僕には“負けに等しい結果”としか感じられない。

(残り 2606文字/全文: 3523文字)

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